Exchange OnlineとBox環境でのmxHero Fusionの初期設定(2月10日更新)

Exchange OnlineとBox環境でのmxHero Fusionの初期設定(2月10日更新)

こんにちは。けーすけです。またまたmxHeroの記事になります。Exchange OnlineとBox環境での、送信テストが行えるようになるまでの設定を記述しました。検討のご参考にお使いください。

この記事で説明する範囲

  • Exchange OnlineとBox環境でのmxHeroの初期設定(動作確認まで)

注意点

前提条件

  • 自社保有ドメインのDNSレコードを書き換えられる権限をもっていること
  • Exchange OnlineとBox Enterprise または Box Businessの検証用テナントが既にあり、管理権限をもっていること
  • Box側に、人に紐づかない認証用アカウントを作成済みであること
  • Box側に添付ファイルを保存する際のRootとなるフォルダが作成済みであること
  • Exchange Onlineのカスタムドメイン登録が終わり、メールの疎通確認が取れていること

参照したドキュメント

mxHeroサインアップ

まずサインアップを行います。サインアップが完了すると、以下のようなメールが送られてきますので、Registrationを完了します。

このとき、mx-admin@hoge.jpなど、人に紐づかない、オンラインストレージの認証に使用するアカウント(メールアドレス)でサインアップするとスムーズです。

mxHero側準備

Registrationが完了したら、一度mxHero側のダッシュボード上部にある、”Domains”をクリックして開き、TransportAgentを生成します。

生成したあとに、その値をメモしてください。

Exchange Online側設定

適用グループの作成

メールが有効なセキュリティグループを作成し、mxHeroの利用対象とするユーザーをグループに追加します。

コネクタの作成

次にコネクタを作成します。以下のように選択・入力して進めてください。

以下のように入力します。

smtp.mxhero.com

検証メールの宛先を指定し、”検証”をクリックします。検証メールの宛先は以下です。

admin@mxhero.com

検証が完了するまで少々時間がかかります。

検証が完了したら、”コネクタを作成”をクリックします。以上でコネクタの作成は完了です。

ルールの作成

次に、ルールを作成します。以下の画像に沿って進めてください。送信と受信でそれぞれひとつづつ作成している点に注意してください。なお、グループや、送信受信によって適用対象を指定する必要がない場合は、単一のルールのみの指定でも動作します。

※機械翻訳を通しています

参照元 

以下の画像に沿って、送信と受信についてルールを作成してください。

”その他のオプション”をクリックしてください。

その後以下のように作成していきます。

送信ルール

適用条件として、”送信者が”次のメンバーである、を選択し、作成済みのセキュリティグループを指定します。
次に、”実行する処理”として作成したコネクタへの接続と、メッセージヘッダ設定を行います。
ヘッダは、

X-mxHero-Transport-Agent

値は最初に取得した、TransportAgentの値を入力します。

次に、除外条件として、ヘッダー、

X-mxHero-Server

値は同様に、最初に取得した、TransportAgentの値を入力します。

受信ルール

受信についても、手順は同様ですが、適用条件が”受信者が次のメンバーである”となっていることに注意してください。

これでルールの作成も終了です。

接続フィルタ

※2020年2月4日時点では、Exchange管理センターから接続フィルタを設定しようとすると以下のような通知が表示されます。通知のリンクをクリックまたは、Offce365 セキュリティ/コンプライアンスの”ポリシー”にアクセスしてください。

接続ポリシーを編集します。

許可IPとして、以下を設定します。

54.208.111.28
54.236.184.32
54.165.252.128
54.165.253.193
3.211.77.148
52.22.51.97
54.209.222.83
107.23.152.206

ここまででExchange Online側の設定は完了となります。

SPFレコードの設定

対象ドメインのDNSレコードに、以下のTXTレコードを設定してください。

v=spf1 include:_spf.mxhero.com ~all

Box側準備

保存フォルダ(Tracking Folder)の作成とEnterprise IDの取得

Box側に、カスタムアプリとしてmxHeroを追加します。クライアントID(APIキー)は、こちらを参照してください。

このように、アプリケーションとして登録されればOKです。

mxHeroとBoxの接続設定

Enterprise IDとTracking Folderの設定

Enterprise IDを取得します。

mxHero側の”BOX SETTINGS”に貼り付け、Tracking Folder(添付ファイルの保存をする際のルートとなるフォルダ)を指定します。

Enterprise Id

次はFusionルールの作成です。

Fusionルールの作成(送受信テスト用)

送受信のテストのためのFusionルールの作成を行います。

設定箇所は2箇所です。なお、この設定は送受信テストのための設定です。送受信ともに、添付ファイルをパブリックで保存します。

適用範囲をドメイン全体とします。

オンラインストレージを指定します。Boxではなく、”Box Service Account”を指定します。

Box Service Accountの指定後に、認証に使用する人に紐づかないアカウントを指定します。

”Do not overwrite existing messages”をオンにします。

ここまで設定が終わったら、保存し、送受信のテストを行います。

送受信テスト

送受信のテストを行い、以下のように添付ファイルが置き換えられていれば稼働しています。

以降は、保存フォルダの構成や、アクセス権の設定を、公式のユーザーマニュアルを参照しながら都度テストしつつ行ってください。

なお、送受信でルールを分けたい場合は、以下の画像のようにbetweenルールの除外条件に自ドメインを設定し、別途”from”ルールを作成してください。

以上になります。

Office365とのユーザー同期(2月10日更新)

公式のマニュアル通りで有効化可能ですが、ディレクトリ全体と同期されます。また、2月9日現在、同期によって作成されたゲストユーザーが削除できない不具合を確認しております。改善を確認次第、こちらに追記致します。

https://support.mxhero.com/hc/en-us/articles/115002529266-Synchronize-with-an-Office365-directory

おわりに

今回はBoxとExchange Onlineのケースでの設定例でした。少し先になりますが、OneDriveとExchange Onlineについても記事を作成する予定です。それでは、けーすけでした。

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