働き方

リモートワーク推進社会に物申す

どーもわたしです。ITの会社でもそうでない会社も、リモートで仕事するぜ!ってところはまだまだ少ないと思います。弊社は完全リモートなんですが、未経験からそんな環境で働いてみて実際のところどーやったん?って部分を吐き出してみました。よいところもわるいところも。

今日はぶっこむで(真顔

※画像はフィクションです。

テレワーク(リモートワーク)あるいはテレコミューティングとは、勤労形態の一種で、情報通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。 – Wikipediaより引用

よいところ

爆速カジュアルなコミュニケーション

誰かになにか尋ねたい、相談したい、なんか話したい、そう思った時にすぐ声をかけられて、メールほど労力を使いません。 件名考えて、お疲れ様ですから始まりよろしくお願いいたしますとかで終わる長い長い文章を考えずに、シンプルに要件だけを伝えます。上司であろうが社長であろうが。(もちろん社内のみでお客様とのSlackは例外です) そして返事も爆速です。LINEでスタンプ押す感覚でリアクションを使ったりもします。リアクション送り合戦がたまに始まります。とにかくカジュアルに会話します。

リクエストに対するレスポンスが格段に早い

例えば、お客様先でのヒアリング中、参加メンバーでは回答が難しい技術の細かい質問をされることもあります。常日頃SlackやZoomでカジュアルに会話しているので、そんな場面でもパパっと専門性の高いメンバーにこれ何やっけ?って聞けちゃうし、回答を持ち帰らずに済むことがよくあります。小さいことかもしれませんが、質問者は聞いたことにすぐ答えてくれると嬉しいですよね。 もちろんそれだけじゃなくて、物理的に人を集めなくてもみんなが意見を出し合えるから、問題の解決が早かったり、わざわざ打ち合わせの場を設けなくて済むので、効率の良い仕事ができます。

時は金なりってやつですよ。(しらんけど

心理的安全性が高い

リモートなので、誰にも会わない日は自分からどんどん発言していかないと生存確認すらできません。なにかできるようになったー!とかブログ投下したでドヤァとかいろいろ発信するんですけど、それに対してリアクションがくると、誰かが必ず見てくれてるんやっていう安心感というか、なんかそんな感情がわきます。アウトプットしたことに対しての反応があると、もっとやろう!とかいう気持ちになるなって感じました(こなみ) あと自分がしんどいときや助けてほしいとき、発信すれば必ず誰かが助けてくれます。持ちつ持たれつの関係です。

現代社会において、この心理的安全性ってめっちゃ重要やと私は思います。

わるいところ

書かない会話しない=何してんねんってなる

アウトプットがない=その人が何をしているのか、何を考えてるのかが見えてこないので、ちょっと心配になります。(実際に「生きてる?」って送られた経験あります…) また、その人がどんな仕事をしていて今何に困っているのか、何に悩んでいるのか、詰んでるのかどうかは本人が発信しないとわからない場合が殆どなので、どんどんアウトプットしていく癖をつける必要があります。入社したての頃、シンジから「まずはSlackにひたすら書くことが仕事だと思ってね」って言われた理由も働く中でわかってきました。 なのでごはんーとか、移動中ーとか、ねこーとか全員がとにかくなんでも書いてます。(ほんまになんでもありやな

意識的に発言していく癖をつけないと会話が疎かになり、相手のことを考えないと、ちょっとしたありがとうやごめんねが出てこないし、助け合う雰囲気も生まれないです。こーなるとめっちゃ危険。あーおそろしや。

Zoomカメラオフにするとただの電話になる(そらせやろ)

やっぱ顔を見て会話するには直接会うのがいちばんですね。(は

とはいえ、家で仕事して1日誰とも会わない日もあります。そんな日はタスク整理や進捗確認なども兼ねて、必ず担当エンジニアとZoomで会話します。Slackにいちいち書くのは面倒やけどちょっと喋りたい内容とかもあるじゃないですか。なんだかんだ喋ってて気がついたら2時間とか繋いでることもしょっちゅーあります。

ネットに繋がらない世界じゃ通用しない

いくら便利でもめっちゃ山奥とか、無人島とかやとできません。まぁそんなとこで仕事しませんけどね。(は

リモートワーク体験してみたまとめ

結論からいうと、今まで働いてきた中で一番ええ環境やん!!!というのが私の率直な感想です。

今までの職場は、社員同士はもちろんアルバイトスタッフ間でさえLINEグループとか無かったし、作っても全然動いてないとかいう環境でした。つまり職場以外のコミュニケーションの場がなくて、そもそもコミュニケーションを積極的にとろうという雰囲気も感じませんでした。なので、職場で全員と顔を合わせていたとしても、仕事が終われば完全に切り離されて、個人間で連絡先を交換していない限り気軽に相談もできなかったんですよね。ある意味ONOFFがしっかりしてますけど。 生活の一部に仕事があって、メンバーとは家族や恋人より長い時間一緒に過ごすので、いつでもどこでも会話できるいまの環境のほうが私は好きですね。

最後にぶっこみ

どっちの働き方が正解とかじゃなくて、直接会おうがSlackに書こうが根本は同じで、積極的に会話していくのはもちろん言葉の選び方/伝え方を考えて会話しないといけないです。毎日やりとりしてるとたまーに、相手に要件が伝わらない、或いは考えをうまく汲み取れない時もありますけど、人間それぞれ感覚値が違うので、原因は双方に存在するってことを忘れちゃいけないんですよね。

なんでもそうですが、やったらおしまいではなく常に変化・工夫していくことが必要です。弊社は完全リモートですがオフィスはありますし、普段会う機会の少ない社員ともコミュニケーションをとる制度も誕生しています。(会社FacebookでもBack Officeが紹介してくれました!)

本質ちゃんと分かってますか!という問いをぶっこんでみた(ビビリなのでこのくらいしかぶっこめない

akane

生まれ育った京都を飛び出し上京、業界職種未経験でクラウドネイティブの門を叩いた。SEのアシスタントを経て、今はスクラムを学んだり社内を見渡してアレコレ改善する系のお仕事やタスク管理、ときどきおかん。