はじめに
おひさしぶりです、俊介です。
チームでアドベントカレンダーやっていこうぜ！ってなって回してるので今月は頻度多く出てくると思います…！
Cloudnative IRS Advent Calendar 2025 – Adventar
僕は最近のAIのトレンドだったり、ちょっと前のトレンドだけどお客様のやりたい事を一緒に解決したことをどのように実装したか等書いていこうと思います
今日のお話しを簡単に
今日はタイトルにもある通り、Azure OpenAI（以下はAOAIと省略）のResponses APIにWEB検索が追加されたので使い方や所感などを書いていこうと思います。
2025年の11月に出たばかりなのでプレビュー段階であり、色々と制限はありそうだけどbing検索が新規で作成できなくなったので、どこまで出来るのか気になる。
検証する前に
WEB検索のオプション
現時点でリリースされたWEB検索には3つのオプションがあるらしい
- 推論なしのWeb検索
- これはbing検索みたいに、ユーザーが投げたプロンプトをそのまま投げて上位のものを返すようなもの
- 推論モデルを使用したエージェント検索
- 検索→検索結果を評価→再検索するしないをした上でユーザーに返す
- 推論するかしないかはプロンプトをもとにResponses APIが判断をするみたい
- Deep Research
- モデルを「o3-deep-research」に設定してリクエストする
- これは申請が必要みたい
実際にやってみる
準備するもの
- AOAI
- モデルはgpt-4以上
- Logic Apps
- これは正直なんでも大丈夫です。AOAIにリクエストを投げれる実行環境は特に絶対はないです
今回のブログではAOAIのリソース作成から始めております。
すでに作成済みの方は後続の項目ステップ4.4（Logic Appsで実際にResponses APIを叩く）までお進みください。
AOAIのリソースを作成
- [Azure Portal]＞[Azure OpenAI]へ画面遷移
- 「+ Create」＞「Azure OpenAI」を順番に押下
- [基本情報]を記載
リソースグループ：すでに作成してる場合は、トグルから選択。未作成の方は作成をしてください
リージョン：作成するAOAIをどこのリージョンで動かすかをトグルから選択
- 今回はResponses APIのWEB検索の検証なので[基本情報]以外は「次へ」でスキップします
- 「作成」を押下して下記の画面に行けばAOAIのリソース作成は完了
- [リソース管理]＞[キーとエンドポイント]へ移動
AOAIのHTTPを叩く先に必要なのでエンドポイントとキーをメモしておきます
Responses APIが利用可能なAOAIのモデルをデプロイ
- 「Go to Foundry portal」を押下
- ポータル画面に移動するので、画面左の[共有リソース]＞[デプロイ]へ画面遷移
- 「＋モデルのデプロイ」＞「基本モデルをデプロイする」の順番に押下
- モデル一覧から「gpt-4.1」を選択して「確認」を押下
- これでデプロイしていいか確認のポップアップでるので「選択したリソースにデプロイする」を押下
- デプロイ成功するとこの画面に変わります（左上だけキャプチャしてます）
Logic Appsで実際にResponses APIを叩く
動作環境はLogic Apps、アクションは汎用HTTPでやります
今回は簡単な動作確認をするので全体の構成もこんな感じです
まずは公式のサンプルを使って、WEB検索させましょう
- HTTPアクションを追加
- リクエストを作成
- URL：4.2. AOAIのリソースを作成の手順6で取得したエンドポイントを貼り付けます
<AOAIのエンドポイント>openai/responses?api-version=2025-04-01-preview - api-key：4.2. AOAIのリソースを作成の手順6で取得したキー1を貼り付けます
- Body：公式ドキュメントのリクエストは貼り付けます
{ "model": "gpt-4.1", "tools": [ { "type": "web_search_preview" } ], "input": "Please perform a web search on the latest trends in renewable energy" }
- URL：4.2. AOAIのリソースを作成の手順6で取得したエンドポイントを貼り付けます
- 保存して実行
結果
英語だけど翻訳したら成功っぽいのが返ってきたので次のセクションで色々なケースで聞いてみる
Here are the latest trends in renewable energy for 2024: 1. **Rapid Growth in Installed Capacity** Global renewable energy capacity continues to rise, with record growth driven largely by solar photovoltaics (PV) and wind power. Governments at COP28 have committed to tripling the world’s installed renewable energy capacity by 2030, but further policy support and investment are needed to reach this ambitious target [IEA Renewables 2024](<https://www.iea.org/reports/renewables-2024>). 2. **Solar and Wind Dominate New Installations** Solar PV is leading the renewables surge, accounting for more than half of new global capacity additions. Wind, especially offshore wind, continues to expand with innovations such as floating wind turbines allowing development in deeper waters [Yale E360](<https://e360.yale.edu/digest/2024-energy-review>). 3. **Advancements in Energy Storage** Battery technology is evolving, with advancements in lithium-ion, solid-state, sodium-ion, and flow batteries helping integrate intermittent renewable sources and improve grid stability. Second-life batteries from electric vehicles are also starting to be reused for grid storage [Renewconnect](<https://www.renewconnect.com/2024/12/what-are-future-trends-in-renewable.html>). 4. **Growth of Green Hydrogen** Green hydrogen production—using renewable energy for electrolysis—is gaining momentum. It is viewed as a crucial energy carrier for decarbonizing industries such as steel and cement, and for long-haul transport. Countries like Australia, Chile, and Saudi Arabia are emerging as exporters [IEA Renewables 2024](<https://www.iea.org/reports/renewables-2024>). 5. **Digitalization and Smart Grids** AI, IoT, and digital grids are optimizing energy production, distribution, and consumption. Predictive analytics are improving the efficiency of wind and solar by anticipating weather patterns, and automation is making operations more cost-effective [Ecohz](<https://www.ecohz.com/blog/renewable-energy-trends-2024>). 6. **Decentralized and Hybrid Systems** Microgrids, peer-to-peer energy trading (often enabled by blockchain), and hybrid systems combining multiple renewable sources and storage are rising. Urban solar integration, such as solar façades and small-scale wind, is increasing. Agrivoltaics, where solar panels are installed on farmland, is also expanding [Renewconnect](<https://www.renewconnect.com/2024/12/what-are-future-trends-in-renewable.html>). 7. **Corporate Sustainability & Scope 3 Decarbonization** Corporations are prioritizing sustainability and reducing supply chain emissions (Scope 3). New EU regulations (CSRD) require mandatory reporting and use of renewable energy certificates (Guarantees of Origin), spurring greater demand [Ecohz](<https://www.ecohz.com/blog/renewable-energy-trends-2024>). 8. **Electrification of Transport** Electric vehicles (EVs) are proliferating, supported by policies and improvements in charging infrastructure. There’s growing interest in electrifying buses, trucks, and even ships using renewables and hydrogen fuel cells [IEA Renewables 2024](<https://www.iea.org/reports/renewables-2024>). 9. **Policy & Market Barriers** Despite progress, challenges remain—especially around grid integration, connection delays, and policy uncertainty. Continued government support, innovation, and systemic infrastructure change are needed to sustain momentum and meet climate goals [IEA Renewables 2024](<https://www.iea.org/reports/renewables-2024>). For more detailed data and country-by-country analyses, see the full [IEA Renewables 2024 report](<https://www.iea.org/reports/renewables-2024>) and the [REN21 Global Status Report](<https://www.ren21.net/gsr-2024/>).
色々なケースで試してみた
- ワンピースの最新情報について調べてみた（すいません個人的なものです）
インプット
ワンピースの最新話について教えてください。 アニメ、漫画、週刊誌についても教えてください。
結果
最新の『ワンピース』のエピソードに関して、以下の通りまとめます。 【アニメ】 アニメ『ワンピース』は2025年11月30日（日）23:15に第1151話「父と描いた夢！ボニーの自由な未来」が放送されました。物語はエッグヘッド編が進行中で、ベガパンクを狙う五老星がリリスとアトラスの元へ向かう様子や、配信が途切れて世界に新たな混乱が広がっている模様が描かれています。最新の第1152話「父と母の想い！ ボニーの解放の拳（ニカパンチ）」は2025年12月7日放送予定です[電撃オンライン](<https://dengekionline.com/article/202511/58908>)[ONE PIECE.com](<https://one-piece.com/anime/index.html>)。 【漫画】 漫画は『週刊少年ジャンプ』にて連載中で、2025年12月1日発売号では最新1167話「イーダの息子」が掲載されています。大きな話題となっているのは、「神の騎士団」やシャンクスを巡る新しい事実。シャンクスが神の騎士団として行動していた過去や、双子の兄弟・シャムロックの存在など、衝撃的な展開がファンの間で注目を集めています[アニメイトタイムズ](<https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1764726417>)。 【週刊誌】 『ワンピース』は現在も『週刊少年ジャンプ』で掲載中です。最新話1167話は、週刊少年ジャンプ新年1号（2025/12/1発売）に収録されています。連載は最終章に突入しており、海賊王を目指すルフィたちの物語はクライマックスへと向かっています[集英社 週刊少年ジャンプ公式](<https://www.shonenjump.com/j/rensai/onepiece.html>)。 要約： - アニメはエッグヘッド編が放送中、1152話は12月7日放送予定 - 漫画最新話（1167話）は12月1日発売の週刊少年ジャンプに掲載 - シャンクスの過去や神の騎士団、世界の闇に迫る展開で、大きな話題 ご質問や、特定のストーリー部分について知りたい場合は、さらに詳しくお答えします！
- リアルタイムの市場動向分析
インプット
AppleとAndroidの市場動向について教えてください。 特に、現在日本でどちらが人気があるか、また過去から現在にかけてどのように変化してきたかを教えてください。
結果
日本におけるスマートフォン市場の主なトレンドについて、Apple（iPhone）とAndroidのシェアとその推移を解説します。 【2025年現在の日本のシェア状況】 最新の統計によると、日本市場では依然としてiPhone（iOS）が優位で、2025年8月時点のStatCounterデータではiOSが約57％、Androidが約43％のシェアを持っています。出荷台数ベースでも、2024年度はAppleが約51.3%のシェアと過半数を維持しています。ただし、以前（コロナ前～2020年台前半）にはiPhoneのシェアが60～70%に達していた時期もあり、Androidが徐々に勢力を伸ばしているのが現状です[マサのAIリサーチ](<https://ai.x.ezic.info/japan-iphone-android-share-2025-08/>), [DEHA Magazine](<https://deha.co.jp/magazine/os-worldshare/>), [CNET Japan](<https://japan.cnet.com/article/35240259/>)。 2025年7月時点： - iOS（iPhone）：63.9% - Android：35.9% となっているデータもありますが、これは調査手法（Webアクセス、販売数等）の違いによる多少のばらつきです[SHIFT ASIA](<https://shiftasia.com/ja/column/2025%E5%B9%B47%E6%9C%88%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3os%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2/>)。 【過去と現在の推移】 - 2016年～2020年：iPhoneが60～70%の圧倒的シェア - 2021年以降：Androidの選択肢と端末性能が向上し、シェアがじわじわ上昇 - 2024～2025年：Androidがシェア4割超（調査によっては5割超）、iPhoneは微減 iPhoneのシェア減少傾向の要因として、価格高騰（円安やグローバル値上げ）、Android端末のコスパ向上・機能多様化、MVNOや格安SIMの普及があります[スマホライフPLUS](<https://sumaholife-plus.jp/smartphone/48109/>), [アイプラス](<https://iphone-plus-kyoto.com/iphone_news/32219/>)。 【今後の展望】 日本は世界的に見てもiPhoneシェアが高い国であり、特に高価格帯（8万円以上）ではiPhoneが圧倒的。しかしAndroid勢が価格・機能・ブランドの多様化により着実に拡大しており、特にGalaxy/Samsung、Google Pixel、国内メーカー（SHARP, SONY）が健闘しています[Counterpoint Research](<https://japan.counterpointresearch.com/insights/pr/japans-q2-2025-smartphone-sell-in-shipments-grows-rise-11-yoy-delivering-marking-second-consecutive-straight-quarter-of-double-ddigit-growth/>)。 【グローバル比較】 世界市場ではAndroidが7割超の大多数を占めており、日本の“iPhone優位”は極めて特殊です[DEHA Magazine](<https://deha.co.jp/magazine/os-worldshare/>)。 【まとめ】 現状、iPhoneが“シェアトップ”なのは変わりませんが、過去と比べてAndroidの追い上げが目立ちます。今後も日本独自の市場構造、販売店政策（端末返却・1円端末など）、ブランド力の変化がシェア構造に影響を与えると見られます。 【参考文献】 - [日本のスマホ市場：iPhone（iOS）とAndroidのシェア最新動向【2025年8月時点】](<https://ai.x.ezic.info/japan-iphone-android-share-2025-08/>) - [iPhoneとAndroid、日本でシェアが逆転？ OS利用者の割合の動向と展望](<https://sumaholife-plus.jp/smartphone/48109/>) - [【2025年版】スマホ（iPhone/Android）OS端末シェアランキング（世界と日本市場）](<https://deha.co.jp/magazine/os-worldshare/>) - [【2025年7月】日本とグローバルのスマホOSシェア](<https://shiftasia.com/ja/column/2025%E5%B9%B47%E6%9C%88%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3os%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2/>)
- 企業調査
インプット
株式会社クラウドネイティブとはどのような会社なのか、どのような製品を扱っているのかなどを教えてください。
結果
株式会社クラウドネイティブ（Cloud Native Inc.）は、情報システム部門へのコンサルティングを中心としたIT企業です。2017年5月に設立され、東京都港区六本木にオフィスがあります。従業員数は2025年6月時点で38名です[会社情報 | 株式会社クラウドネイティブ](<https://cloudnative.co.jp/company/>)。 主な事業は以下の通りです： - 情報システム部門へのコンサルティング - クラウドコンピューティングに関わる設計・開発・構築 - クラウドサービスやIT製品の代理店業務 - ゼロトラストモデルの導入支援、セキュリティコンサルティング 特徴として、自社環境で最新技術や製品の検証を積極的に行い、その知見を基に企業に最適なIT環境を提案しています。また、特定のベンダーに縛られず中立的な立場で支援するため、企業の自立的なIT運用強化に力を入れています。働き方の面では、フルリモートやフレックス制度など柔軟な制度を導入し、オープンなコミュニケーション文化を推進しています[株式会社クラウドネイティブってどんな会社？](<https://jobhakase.com/archives/207680>) [株式会社クラウドネイティブの会社情報 - Wantedly](<https://www.wantedly.com/companies/company_1921851>) 。 【主な取扱製品（一部例）】 - Okta（IDaaS） - Jamf Pro（モバイルデバイス管理） - セキュリオ（セキュリティ教育クラウドサービス）[セキュリオの取り扱いを始めました！ – CloudNative Inc. BLOGs](<https://blog.cloudnative.co.jp/26872/>) - Netskope（クラウドセキュリティ） - Asana（タスク管理ツール） - Slack（社内コミュニケーションツール） - Zoom（オンライン会議） 【導入・支援事例】 日本郵政グループ、マキタ、金融機関、自治体など幅広い業種で導入支援・コンサルティングの実績があります[コンサルティング・製品導入事例 | 株式会社クラウドネイティブ](<https://cloudnative.co.jp/interview/>)。 【理念・カルチャー】 - ベンダーフリーで最適なソリューションを提案 - コミュニケーション重視の働きやすさ - 社員に情報を積極的にオープン化 - まずは小さく試す、失敗を許容する文化[会社情報 | 株式会社クラウドネイティブ](<https://cloudnative.co.jp/company/>) 詳細や具体的な相談は公式サイトをご覧ください：[株式会社クラウドネイティブ公式サイト](<https://cloudnative.co.jp/>)
所感
- 結構いいのでは？
- 日本語でもいけたけど、たまに何も返してくれない時がある
- 英語で飛ばした方が安定してる感覚（その時は指示の最後に日本語で返すように指示出すか、翻訳アクションを入れると解決した）
- Deep Researchも出来るので良さそう
- 実装部分も特に難しくなかったのは自分的には嬉しい
- 製薬・医療や金融・証券で働かれてる人はこの機能を使うと調査とかで助けてくれそう
さいごに
ここまで読んでくださってありがとうございました！
今回はAOAIのResponses APIに追加されたWEB検索を試してみました。
まだプレビュー段階なので、今後どのようなアップデートがされれるのか楽しみですね。
次回もまたAIを使った記事を書こうと思っています！また会う日まで
