スクラムを日常業務で活かす!

スクラムを日常業務で活かす!

こんにちは。プロジェクトマネージャーの上田です。

クラウドネイティブ社員の必須研修であるスクラム研修を私も受けましたので、その内容をシェアしたいと思います。

アジャイル開発、スクラムという言葉は、これまで聞いたことはあったんですが、まともな研修を受けたのは初めてでした。 今回の研修を通じて感じた気付きが、何かのきっかけになれば幸いです。

アジャイルとは開発手法ではなく価値観であった

2001年に公開されたアジャイルソフトウェア開発宣言には、以下の内容が記載されています。

私たちは、ソフトウェア開発の実践 あるいは実践を手助けをする活動を通じて、 よりよい開発方法を見つけだそうとしている。 この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。 プロセスやツールよりも個人と対話を、 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、 契約交渉よりも顧客との協調を、 計画に従うことよりも変化への対応を、価値とする。 すなわち、左記のことがらに価値があることを認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

引用元:https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

アジャイルって聞くと開発手法の1種なのかと思っていたんですが、ソフトウェア開発におけるマインドセットだったんですね。具体的な手法には、今回研修を受けたスクラムやカンバン、リーンソフトウェア開発などの手法がいろいろあるようです。

この価値観の中で、現在のビジネスにおいて重要なのは、変化への対応ですが、僕が共感したのは、個人と対話と、顧客との協調でした。

ビジネスなので、お客さんとの利害関係が存在する中で、どれだけお客さんの仕事に貢献できるか。 対話って、チャット、電話、Web会議、対面などいろんなコミュニケーション手段あるけど、ちゃんと相手と向きあえているか。今の自分に自問自答させられるきっかけになりました。

そこに着目しているスクラムって素敵ですね。

スクラムの進め方

スクラムを進めるにあたり、抑えておくポイントがあります。 下記の役割、作成物、イベントです。

3つの役割

  • プロダクトオーナー
  • 開発チーム
  • スクラムマスター

3つの作成物

  • プロダクトバックログ(要件リスト)
  • スプリントバックログ(タスクリスト)
  • インクリメント(作成物)

5つのイベント

  • スプリント(一定期間の一区切りの単位)
  • スプリントプランニング(作業計画)
  • デイリースクラム(朝会)
  • スプリントレビュー(作成物レビュー)
  • スプリントレトロスペクティブ(スプリントの振り返り)

さっくり言うと、役割分担して、要件に優先順位つけて、実施するタスクを決められた期間で行い、作成物を出す。そのために、5つのイベントを遂行するといった感じです。(めっちゃ簡略してます)

スクラムでは時間の定義が明確にされており、決められた期間でやるというルールがあります。

ここは言葉で説明するより、研修や実際に体験した方が1000倍スクラムのやり方は理解できるので、皆さんもぜひ研修を受けるか、次回の弊社が主催する研修の機会に名乗りをあげてください。

スクラムを日常業務に取り入れる

せっかくスクラムを学んだのに、プロダクトやソフトウェア開発を普段やってないから、使うところないなと思っているかもしれませんが、スクラムの要素は日々の仕事に取り入れられるんじゃないかということで考えてみました。

例えば

  • プロダクトバックログを日々の業務でやりたいことリストにする
  • それをやるために、必要なタスクを1日以下でやれる単位にリストアップする
  • 毎日、上司や同僚と朝会して、タスクの状況を共有する
  • 作成した資料や結果をレビューする
  • 作成物を出すまでのプロセスの振り返りを週次する

そんな感じで日々の業務をスクラムっぽく遂行することも可能です。

研修の中で、スクラムはPDCAではなくPDSAという表現をされていたんですが、 SはStudyの意味なんです。

やりながら学んで成長する。良いですね。 それも1週間という単位でやって、繰り返していく。 さらにチームでやれば、チーム全体の底上げにもなります。

ぜひスクラムの要素を取り入れてみてはいかがでしょうか。

最後にスクラム研修の内容

今回総勢30名の方に受講頂き、午前中は講義形式でアジャイル開発の背景やスクラムの手法をインプットします。 午後はグループに分かれてワークショップを行い、実際にスクラム形式でグループ単位にアウトプットし、内容をみんなの前で発表します。

グループワークの最初はお互い初めましてな感じなので、ぎこちなさがありましたが、徐々に良い感じになりました。

スクラムは時間管理が厳密なので、時間内に結果を出すことが求められます。 ただし、状況に応じて、内容を変えることが出来るんです。 最初から完璧を求めなくていいんです。スピード重視であることを植え付けられます。

今回の研修では、スプリントを2回行うのですが、1回目はアウトプットに対する解像度が上がらないので、時間内に終わらずボロボロでしたが、私のチームは2回目で良い感じに仕上がりました。

特に、言葉だけだと共通認識を持つのが大変だったので、言葉でも絵でも何でもいいので可視化することで、みんなの意識が統一できました。 そして、やりながら学べるスクラムはやっぱいいなと感じました。

最後に、一緒になったグループのメンバーには、この場を借りて感謝します。 またどこかの機会でお会いしましょう!ということでおしまいです。

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