開発セクションの仕事と職種

こんにちは、Devチームの前田です。

この記事は、クラウドネイティブの会社紹介連載「クラウドネイティブの仕事とセクションを知る」の一部です。会社全体の考え方や各セクションの記事一覧は、ハブページからご覧ください。

この記事では、クラウドネイティブの開発セクションの仕事を紹介します。

クラウドネイティブは、いわゆる受託開発会社ではありません。自社サービスを開発するプロダクト開発会社でもありません。

主な事業は、情報システム部門へのコンサルティングや導入支援です。ただ、その支援の現場には、開発の力が必要になる場面がたくさんあります。

情シス支援には開発が必要になる

ID、デバイス、セキュリティ、SaaSの支援をしていると、製品の標準機能だけでは足りない場面があります。

  • 業務を自動化し、手作業の運用を減らしたい
  • 複数のSaaSのデータを連携して活用したい
  • SaaSの設定をコード化し、バージョン管理したい
  • 検証のために小さなツールを作りたい
  • 社内のナレッジやプロジェクト情報を扱いやすくしたい

こうした場面で、開発セクションの力が活きます。

何を作るのか

開発セクションが扱うものは、巨大な業務システムではありません。むしろ、クラウドネイティブらしい開発は、コンサルティングや運用支援の現場で見つかった課題を、適切なサイズの仕組みに落とし込むことだと思います。

たとえば、次のような仕事があります。

  • SaaSやセキュリティ製品のAPIを使った自動化
  • IDやデバイス、ログ情報の取得、整形、可視化
  • 運用作業を減らすスクリプトや小さなツールの作成
  • 社内向けの業務改善ツールや検証環境の整備
  • RAGなど生成AIを活用した業務支援の試作、実装
  • プロジェクトで得た知見を再利用できる形にする開発

近年は生成AIの登場で、コードを書くこと自体の難しさは大きく下がりました。動くコードを用意するだけなら、以前より格段に速くなっています。だからこそ価値の重心は、何をどう作るかという全体設計や、そもそも解くべき課題の見極めへと移っています。

大切なのは、コードを書くことそのものではなく、現場の課題を実際に動く形へ変換することです。

生成AIを積極的に活用する

開発セクションでは、生成AIを積極的に活用しています。Claude CodeなどのAIコーディングエージェントを日常的に使い、調査や実装のスピードを上げています。AIに任せられる部分は任せ、人は課題の見極めや全体設計、最後の品質確認に集中する。そうした開発スタイルを実践しています。

クラウドネイティブは会社として、お客様の生成AI活用の支援も行っています。開発の現場で日々試して得た知見を、机上の知識ではなく実体験としてお客様に還元できる。それが、このセクションの強みのひとつです。

製品理解と開発力をつなぐ

クラウドネイティブの開発は、自社のプロダクトだけを見ていればよい仕事ではありません。

Okta、Microsoft Entra ID、PingOne、Google Workspace、Intune、Jamf、CrowdStrike、Netskope、Box、Slack、Notionなど、当社が扱う製品やSaaSの理解が欠かせません。それぞれのAPIや認証の仕様を読み解き、現実的に使える仕組みへ落とし込みます。

その意味で、開発セクションは技術セクションとかなり近い場所で動きます。ID、デバイス、セキュリティ、ビジネステクノロジー。各チームが持つ知見を、開発の力でひとつにつなげる役割です。

小さく作って、確かめる

情シスの現場では、最初から大きなシステムを作るより、まず小さく作って確かめるほうがよいことが多いです。

なぜなら、実際に使ってみるまで分からないことが多いからです。必要なデータが取れない、権限が足りない、運用者にとって使いにくい、想定外の例外パターンが多い。そうしたことを早めに見つけるには、素早く作って検証する力が必要です。

クラウドネイティブの開発では、現場で動くこと、運用できること、後から改善できることを重視します。

向いている人

この仕事に向いているのは、課題を正確に把握し、関係者とコミュニケーションを取りながら、問題を解決できる人です。

要件がきれいに固まってから渡される仕事ばかりではありません。むしろ、要件が固まっていないところから始まるタスクが多くあります。お客様や社内メンバーの困りごとを聞き、仕様を調べ、仮説を立て、手を動かし、動くものを見せながら進めます。抽象度の高い相談を、具体的な形にしていく仕事です。

募集中の職種

開発や自動化で情シス支援に関わりたい方は、まずは募集一覧をご覧ください。現時点では、技術職としてクラウドエンジニアなどの募集があります。

プロダクト開発会社の開発職とは少し毛色が違うため、仕事のイメージを確かめたい方はカジュアル面談もご利用ください。

デベロップメントセクションのおすすめ記事

開発セクションの仕事は、単にコードを書くことではなく、情シス支援の現場で見つかった課題を動く仕組みに変えることです。弊社ブログでは、次の記事が参考になります。

一緒に働きたい方へ

クラウドネイティブの開発セクションは、開発力を情報システムの課題解決に直結させる場所です。

製品設定、運用、セキュリティ、SaaS、AI、社内業務。いろいろな領域に触れながら、コードで問題を前に進めたい人にとって、かなり刺激のある仕事だと思います。

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