働き方

スクラム研修を受講しました。(デバイスチーム)

前置き

こんにちは、デバイスチームの森です。2回連続で技術ネタを投稿したので今回はクラウドネイティブ社内ネタとして先日開催された「スクラム研修」について簡単に紹介いたします。

「スクラム」とは

「スクラム」とは、アジャイル開発として提唱されている手法群の中で、チームとしての進め方に特化したフレームワークです。スクラムは「チームで仕事を進める枠組み」を「人間中心」に変えて、システム開発プロジェクトを成功させるために導入されています。

システム開発を意識して作られてますが、システム開発固有の「技術要素」を含まないため、システム開発以外のプロジェクトにも適用するなど、多岐に及びます。

研修実施企業はどんな会社? どんな進行方法?

研修実施企業は?

株式会社アトラクタ の 原田さま、吉羽さま にご担当頂きました。 終日、大変お世話になりました! m(__)m

会場は?

通常は大会議室で集まってリアルの環境で各チームごとに別れて座って行うようですが、このご時世ということもありZoomSlackをベースにコミュニケーション。オンラインながらも多数の参加者に 鋭いコメントと的確なアドバイスを頂戴しました。

参加者は?

当社スタッフ+お取引のある複数の会社様と計30名での参加、進行となりました。 会社間の壁を取り払い、参加者からランダムにメンバーがピックアップされ、6つのチームに。 「はじめまして」の人同士で役割分担し、研修に取り組みます。

クラウドネイティブでは必ず受ける研修の1つ

社内ではプロジェクトの進行管理、デバイス、セキュリティ、認証のエンジニアチームなど、各ポジションや担当業務によって 資格取得方針、研修内容は異なりますが、それぞれ異なる方向を向いて動く中で、横の連携を強くする為に受講する研修の1つです。

オンラインコミュニケーションの一部を抜粋

研修の観点から内容をお見せする事はできませんが、全員が終日見ていたSlack上の画面です。

General

主にトレーナーが進行の為の内容を記載していました。タイムスケジュールやお題の確認が主です。

チーム別Slackタイムライン

チーム内のタイムラインです。 ZoomとSlackでメンバー全員が画像と文字で積極的な情報交換が行われました。 画面内のスクリーンショットは #General に貼られたスライドを個別のチーム内に貼り見やすくするなど、タイムラインの使い方もチームごとで多様でした。

各資料を通じた他チームとのリプライによる意見交換

それぞれチームごとで作成した資料を発表する時間がありました。 所属チーム問わず、いい所、改善すべき所をコメントし、積極的な意見交換が行われました。(囲った数字がコメント数) 資料1ページとプレゼン内容(持ち時間3分)に対して、20以上のコメントが付くというなかなか体験出来ないものでした。

作成物

教材や作成物、お題の公開はNGですが、今回のハンズオンでは「文章に頼らない資料」と「3分間のプレゼン」を前提としたもので、実習を通じて作成したプレゼンは以下となります。 (研修内容は出せないため、資料内の文字は全て消しています。)

作成物提出-1回目

資料の作成についても細かいルールがあり、各チーム個性のある資料の出来栄えでした。私が参加したチームの作成物は一見普通に見えるものの「矢印の行き先が不明瞭なもの」や「資料から取りこぼしてしまった項目」更には「意味合いの異なる補足テキスト」そして「質素な色合い」(制限時間内に装飾できず。)など、資料全体の評価にあたって、いくつかのマイナス要素が見受けられました。

資料発表後、さまざまな意見を頂戴し 改善したのが、以下作成物です。

作成物提出-2回目

改善ポイント:見た目を考慮した着色/スライド内のレイアウトバランス/その他お題に足りなかった内容の追記など

この状態でわかることは、項目追加、配置の変更、色分け くらいですが、着色されたことで流れやキーポイントが汲み取れるかもしれません。頂いたアドバイスをSlackのチームタイムライン上にメモ取りし、振り返りながら改善を行い、このような内容で纏まることで講師や参加者からも良い結果を得られました。

研修を受けた感想

ウォーターフォール型からアジャイル開発型に考え方に替えることで短いサイクルで物事を回し、素早く舵取りすることで、理想型に向けた最善の方針決定ができます。目的や時間、全体の日程感などに対する意識を高め、個人、組織問わず、良い効果が期待できるのでオススメです! 私自身を振り返ってみても「気付き」のポイントが多く「改善の余地あり!」と強く認識した次第です。

もりちゃん

国内PCメーカーでマーケティング、販売、物流を経験し、次はクラウドの世界へ。ガジェットデバイスとスポーツカーに目が無い情報システムセキュリティアドバイザー。 クラウドネイティブ2020年4月入社 みなさまよろしくお願いします!