働き方

コロナによりオランダからリモートワークしています!

初めまして。アムステルダムから単身赴任で2月からクラウドネイティブにジョインした上田です。まさかこんなすぐにその機会が来ると思ってなかったのですが、タイトルの通りなのでブログにしてみました。

コロナの影響でリモートワークはかなり浸透しましたが、人の移動は制限されているので、何とも悩ましいですが、僕の働き方が参考になれば幸いです。

きっかけは家族の体調不良

そもそも何で単身で日本へ戻ってきたのかは、一旦が置いておきます。その辺は何かの機会で僕に直接聞いてください。

きっかけは、オランダに残した奥さんと子供2人の中で、新型コロナウイルス感染症と疑わしい症状が出て、何かやばそうな雰囲気だったからです。 (※実際に検査で陽性と診断されたわけではないです)

近くに身内がいないと、こういう時不憫を感じます。

万が一を考えたときに、何を優先したいか考えた結果、代表に相談し、家族の元へ行く決断しました。

ちょうど日本で緊急事態宣言が発令される数日前の事でした。

こんな感じで、オランダから急遽リモートワークを始めることになりました。

ゼロトラストな社内インフラに安心感

当社はご存知の通り、ゼロトラストな社内インフラ環境が構築されているため、場所やネットワークを気にせずに仕事が出来ます。どんな環境なのか簡単に紹介します。

業務で利用しているデバイス

入社時に支給されたMacbook Proの16インチをオランダに持ってきて仕事してます。

十分すぎるスペックですね。特にパソコンの性能に不満はありません。

パソコンにインストールされているゼロトラスト的なサービス

メニューバーに表示されているサービス

左からDruva、Neskope、Microsoft Defender ATP、Jamf Connect

DLP、CASB、EDR、IdP連携とゼロトラストな要素が満載。

余談ですが、PCのタイムゾーンは日本時間にしてます。

これ以外にもいっぱいアプリやサービスがあります。何でも使ってみないとダメだなと痛感する日々です。

実際に利用する時の認証画面

パソコンを起動した時の認証やOktaのポータルへ初回アクセスする際は、多要素認証が求められます。個人スマホにインストールしているOkta Verify使って認証します。

個人スマホを子供に壊されたら、認証手段がなくなって仕事が出来ないのでは、日々不安を感じています。

オランダではどんな働き方をしているのか

インフラ環境はバッチリ整っているので、あとは働く人の問題ですね。

まずは時差との戦い

オランダは、日本からは−7時間のの時差です。(夏時間が終わると8時間です) PMという仕事柄、打合せなしに仕事できません。

なるべく日本の労働時間にあわせるために毎朝5時に起きます。 打合せは日本時間の13時以降で調整することで何とか乗り切ってます。 そのため、21時には就寝するという健全な生活を送っております。 子供達と触れ合う時間も増えました。

起床のアラームと同時にスマホの通知で状況確認

スマホのバイブを止めると、通知画面にGmailやSlackのメンションが表示されているので、起きてすぐ内容の確認が出来ます。

日本時間の午前中に活動していた情報が一気に来るので結構大変ですが、コミュニケーションの行き違いがないように心掛けてます。

打合せはほぼZoomで実施

相手側に特別な事情がない限り、Zoomを使ってWeb会議をします。 Web会議で気になることは、初対面の方と打合せする時ですかね。 やっぱり面識有る無しの差は大きいのですが、今のご時世なので、皆さんもこういった状況に遭遇することが多いのか、慣れていらっしゃいますね。 慣れって大切だと感じる今日この頃です。

といった具合に、意外にオランダでも何とか普通に働いています。

リモートワークならでは悩み

今までのオフィスでの勤務とは、まったく違う自宅でのリモートワーク。 家族がいれば、子供が仕事部屋に乱入してきたり、一人暮らしだったら、声を発生する機会がなくて、打合せ前に発生練習するなど、まぁいろいろと悩みや問題はありますよね。

僕が直面した事件と大切にしていることを書きます。

自宅のネットワーク回線が死ぬと仕事にならない

家の回線はZiggoというオランダではKPNの次にメジャーな回線を使ってます。

ある朝、仕事を始めようとSlackを起動してもデータが更新されません。 WiFiは特に問題ないのに、インターネットにつながらないので、WiFiルータにログインすると、どうやらWAN側が原因ということがわかりました。 スマホのモバイルデータを使って、Ziggoのホームページを調べると機器の故障により障害発生中とのことでした…

日本では機器の故障でネットワーク止まるとニュース沙汰かもしませんが、こちらで普通です。(頻発することはありませんが、月一ぐらい起きることも)

仕方なくスマホのテザリングで復旧するまでの数時間しのぎました。

改めてネットワークと家の仕事環境への投資は必要だと感じる瞬間でした。

雑談というコミュニケーションの大切さ

会議は目的があって開催されるもので、その目的を達成するとその時間は終わります。 些細な話やプライベートなことは話す機会が減っている状況なので、雑談する時間も貴重な時間だと思ってます。

そういったコミュニケーションの中で、その人の特徴や性格、どんなことに困っているのか汲み取ることを心掛けています。それを汲み取って何でも自分で行動を起こすわけでもないですが、仕事以外の話から得られる気付き、物事の背景を知ることが多い今日この頃です。

最後に

こういった形で現状オランダで働けているのは、当社のメンバーのおかげです。 この場を借りて感謝をお伝えしたいと思います。 早く日本で皆さんと対面でお会いできる日を楽しみにしてます! 不要不急の外出自粛の要請が解除されたころに戻ります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

Satoshi Ueda

大手SIerで10年間金融のSEをやってました。子育て環境を求めてオランダへ1年ほど住んでましたが、ニート的な生活に区切りをつけ、クラウドネイティブに入社しました。営業でもなく、エンジニアでもないプロマネとして、皆さんのお役に立てるように頑張ります。夢は、オランダでの事業展開