最近、毎日のようにお客様からCopilot for Microsoft 365(旧称:Microsoft 365 Copilot)に関する質問をよく受けます。そこで本ブログでは公開情報(執筆時点)に基づくFAQを掲載しています。
ご注意
本ブログの内容は、2024年1月16日時点までの情報を元に作成しております。
機能に関するFAQ
Q: Copilotってよく聞くけど、どんなサービスなの?
A. ひとえに「Copilot」といっても、現在はさまざままサービスにAIが搭載されており、多種多様なCopilotがあります。Copilotシリーズを筆者独自に以下でまとめていますのでご確認ください。
Microsoft-365-Copilot-Adoption-Guide-Workbook より引用
Copilotシリーズ独自まとめ。網羅性については保証していません。他にも、Azure Copilot、Copilot for Dynamics 365、Copilot on Microsoft Power Appsなどがあります。
Q: Copilot for Microsoft 365とは?
A: 「Copilot for Microsoft 365」 は、Word、Excel、PowerPointなどのM365アプリに搭載されたAIアシスタントです。AIによるコンテンツの生成、理解力の向上、提案を通じて生産性を高め、Microsoft製品を効率的に使用できるようにします。
Copilotの主要機能抜粋
Q: 対応言語は?
A: 現時点では Copilot for Microsoft 365 は以下の言語でサポートされています。ただし、現時点ではExcelに関しては英語でのみサポートですのでご注意ください。
- 英語
- スペイン語
- 日本語
- フランス語
- ドイツ語
- ポルトガル語
- イタリア語
- 中国語
利用の前提条件に関するFAQ
Q: Web版ではなくてOfficeクライアント版でも利用できる?
利用できます。ただし、本書執筆時点では Office 更新プログラムチャネルがインサイダー、最新チャネル – プレビュー、ベータ チャネル、最新チャネル、月次エンタープライズ チャネルのいずれかである必要があります。5
参考情報
Copilot for Microsoft 365 のライセンスを付与してもクライアントアプリでCopilotが表示されないことがあります。その場合は、Officeクライアントのアップデートのインストール、Officeへのサインアウト/サインイン、端末の再起動を行うことで解消されるケースが多いです。それでも解消されない場合は購入元へお問い合わせください。
Q: macOSでも利用できる?
Word、Excel、PowerPointなどのM365アプリに搭載されたCopilotは、他の利用条件(ライセンスやアプリのバージョン等)を満たしていれば macOS のクライアントアプリでも利用可能です。
Q: Box上に保存されたOfficeファイルでも利用できる?
Box 上に保存されているOfficeファイルに関しては、公式情報は出ていませんが、当社検証の結果、一定の条件化でCopilotを利用でることを確認しています。検証結果は以下の通りです。
マイクロソフト社・Box社には「全てのケースで利用させてくれ」とFBしています。
ライセンスに関するFAQ 6
Q: ライセンス的な利用条件は?
A: 以下のライセンスが割当たっているユーザーへのアドオンライセンスとして機能します。
- Microsoft 365 E3
- Microsoft 365 E5
- Microsoft 365 A3 教員のライセンス
- Microsoft 365 A5 教員のライセンス
- Office 365 E3
- Office 365 E5
- Microsoft 365 Business Premium
- Microsoft 365 Business Standard
Q: 購入できるチャンネルは?
A: 購入形態がEnterprise Agreement(略称:EA)であることが必要でしたが、2024年1月16日(日本時間)よりMicrosoft Cloud Solution Provider partners(CSP)から購入できようになりました。当社もお取り扱いを開始しておりますので、ご購入を検討されている方は下記のフォームでお問い合わせください。
Q: MOQは?
A: Microsoft 365 Copilot のMOQは300シートでしたが、2024年1月16日(日本時間)より1ライセンスから購入できると公式発表がなされました。しかしながら、現時点では年間契約でのみの契約となっています。
Q: 費用は?
A: ユーザー1人あたり月額30ドルです。また現時点では年間契約にしか対応してません。
その他のFAQ
Q: Copilot for Microsoft 365 で取り扱われるデータはLLMの学習に利用されるの?
A: Copilot for Microsoft 365 で取り扱われるデータは原則として、LLMの学習に利用されません。ただし、プラグインの利用時などデータの取り扱いに考慮が必要な場合がありますので、詳細については以下のドキュメントをご覧ください。
Q: Copilot for Microsoft 365 を導入する前にやっておくべきことは?
A: マイクロソフト社は、M365 Copilot を展開する前にデータ ストレージとアクセス戦略が適切であることを確認するようお客様に強く推奨しています。詳細は別ブログにまとめていますので、そちらをご覧ください。
Q: EU圏内で利用する場合のデータ処理はどのようになる?
A: Copilot for Microsoft 365 は、Microsoft 365テナントに適用される既存のデータ処理および居住地のコミットメントに従っています。EUのユーザーには、EUデータ境界を遵守するための追加のセーフガードがあります。詳細については公式情報をご確認ください。
おわりに
今後も質問が増えてきたら適宜メンテナンスしてコンテンツを拡充したいと考えています。不明点があれば、適宜ご連絡いただけたら嬉しいです。
参考文献
- Microsoft 365 Copilot の要件
- Introducing Microsoft Copilot Studio and new features in Copilot for Microsoft 365
- https://aka.ms/M365CopilotGAPartnerFAQ
注釈
- https://blogs.bing.com/search/december-2023/Microsoft-Copilot-is-now-generally-available ↩︎
- Bringing the full power of Copilot to more people and businesses – The Official Microsoft Blog ↩︎
- Microsoft Security Copilot | Microsoft Security ↩︎
- GitHub Copilot の課金について – GitHub Docs ↩︎
- Microsoft Copilot for Microsoft 365要件 | Microsoft Learn ↩︎
- Bringing the full power of Copilot to more people and businesses – The Official Microsoft Blog ↩︎





