はじめに
こんにちわ、セキュリティチームのむろです。
mxHEROの管理ダッシュボードのデザインや機能に対する大幅アップデートがされた、新ダッシュボードが公開されました。
簡単な紹介と当社ブログから設定方法をご紹介します。
新ダッシュボードの提供は新規の申し込みのみとなっています。
既存のmxHERO環境も新ダッシュボードへ順次移行される事も予定されています。
詳細が分かり次第、情報を更新します。
そもそもmxHEROってなんだっけ?
mxHEROについてご存知でない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明します。
mxHEROはメールシステムとクラウドストレージと相互に連携し、メールの添付ファイルを自動的に自社のクラウドストレージのURLリンクに置き換える製品です。
mxHEROはメールの誤送信対策、脱PPAP製品としてお問合せいただく事が多いのですが、メールの添付ファイルを自社管理のクラウドストレージに保存することから、組織内のファイルがより集約化が進み、データ統制の面でも有効な製品です。
また、メール送信に対するユーザー体験が損なわれる事がないのが大きな利点です。
詳細な製品紹介をお聞きになりたい場合は弊社までお問合せ下さい!
新ダッシュボードって何が変わったの?
少し前置きが長くなってしまいましたが、mxHEROの管理ダッシュボードが新しく刷新されました。
まず、わかりやすい変化点としては従来の管理ダッシュボードは言語が英語のみに対応していましたが、新ダッシュボードでは日本語に対応しています。
以下はルール作成画面の比較ですが、ユーザーインターフェイスのデザインや構成が大きく変わっています。
また、管理ダッシュボード上の見た目の変更だけでなく、バックエンドで動くプラットフォームについても合わせて刷新され、機能追加もされています。
(個人的に嬉しかった追加機能としては「ディレクトリ同期」機能にフィルタが追加され、同期対象の制御できるようになった事です!)
設定画面のユーザーインターフェイスも大きく変化していますので、当社ブログでも刷新後の管理ダッシュボードの設定方法に関して連載形式で紹介していきます。
まずはオーソドックスな添付ファイルをクラウドストレージのリンクに置き換える設定方法を初期設定から設定項目ごとに公開していきます。
mxHERO新ダッシュボード一覧
検討時の参考情報
初期及び設定方法
ログの取得およびレポート
ユースケース
- BoxとmxHeroを使って、メールの添付ファイルに2要素認証を実装してみた
- mxHeroとBox Shield でメール添付ファイルのマルウェア対策をやってみた
- メールをmxHEROでクラウドストレージにアーカイブする
- ZIP添付ファイル(PPAP)をmxHEROでブロックする
- mxHEROでメール本文をクラウドストレージ経由で送付する
- mxHEROがGoogle Driveの共有ドライブに対応しました!
- mxHERO障害時の一時的なバイパス設定方法について
おわりに
新ダッシュボードで実装された新機能についても今後、紹介していく予定です。
新しいmxHEROに関するブログはインデックスとして利用できるように、このブログ記事に対して相互リンクする形で更新していきますので今後もチェックしてみていただけると嬉しいです!