コラム

DruvaのカントリーマネージャーにDruvaの魅力を聞いてみたよ

はじめに

弊社クラウドネイティブではコンサルティングだけではなく、各種クラウド製品の代理店業務を行なっております。製品のことをもっと知るために、その会社で働いている人にインタビューをしてみました。

【〇〇の人に聞いてみたシリーズ!】第4回目はDruva合同会社 カントリーマネージャーの坂間保典さんにお話をお伺いしました!

Druvaとは

デバイスやサーバだけでなく、SaaS(Microsoft365、Google Workspace、Salesforceなど)のデータ バックアップソリューション。一ヶ所にデータを集約しあらゆる監査に対応、データ統制を実現することが出来ます。ランサムウェアなどの攻撃、災害、ユーザーの誤操作からデータを確実に保護します。

まずは坂間さんってどんな人?

Druvaのカントリーマネージャーをされている坂間さんですが、キャリアのスタートはIBMのセールスから始まったそうです。2000年ごろお仕事で海外赴任されていた際に、数年毎に社内でジョブチェンジをしたり、転職が当たり前なダイナミックな働く文化を目の当たりにし、たくさんの刺激を受けられたそうです。

その後日本に戻られた際には、ご自身の履歴書を積極的に他の部署に送られ、2-3年スパンでさまざまなお仕事を歴任されたそうです。IBMという巨大企業だからこそ、ハード、ソフト、メインフレーム、Unix、ストレージなどいろいろな分野でセールスの経験を積まれたそうです。

30年近いIBMでのキャリアを50歳の節目を機に退職され、その後CA Technologiesでパートナーセールスを担当し、Nutanixでは上場した直後にハイタッチセールスを立ち上げ、その後NetAppではグローバルセールスとして日本を代表するエンタープライズ企業の担当されておりました。

最後に、昨年末Druvaに転職され、カントリーマネージャーに就任されました。

Druva入社のきっかけ

Druvaにご入社されたきっかけはなんと1本の電話!

ある日突然シンガポールの知らないオーストラリア人から電話がかかってきて、転職がきまったそうです!

たまたま人を探していた坂間さんの現在の上司にあたる方が、坂間さんの情報をゲットされて、電話がかかってきたそうですが・・・・そんなことあるんですね!ととてもびっくりしました。

大きい会社に長くいらっしゃったからこそ、どこかのタイミングでアーリーステージのスタートアップの企業で、オフィスを契約したり、総務系のお仕事、雑用なども含め、一から会社を作り上げてみたいという思いがあったそうです。

しかし50歳をすぎてそんな挑戦ができるのは、バイタリティに溢れていて本当にすごい!

インタビューでは聞き忘れてしまったのですが、お写真がロードバイクのワークウェアをお召しになっていたのできっと趣味はロードバイク!

とても気さくで話しやすいのに、パワーに溢れ感じがしたのはきっとそういった趣味も影響されているのかなとひっそり思いました。

Druvaってどんな会社?

2008年創業の会社で、グローバルの社員数は1000人!創業者でCEOのJaspreet Singh(ジャスプリート シン)さんは、インドでバックアップの会社を立ち上げ、アメリカのシリコンバレーに移られたそうです。

出典: Druva website Leadership

コロナ禍でのご入社ですので、米国本社に行く機会はまだないそうですが、CEOのSingh氏とはコミュニケーションを取る機会も多いそうです。

Singh氏はプレゼンテーション能力にすぐれており、常に現場をリスペクトしてくれる、非常にバランスのとれた魅力のある方だそうです。

ぜひ日本にも遊びに来ていただきたいですね!!

入社の際に坂間さんの背中を押したきっかけの1つに、Druvaの更なる成長の可能性があったそうです。

昨年、Gartner社のMagic Quadrantのエンタープライズバックアップとリカバリーソフトウエア製品部門にも掲載されました。

Druvaさん提供資料

また、DELLとのOEM契約が成約し製品の出荷が始まっているそうです。DELLのプレスにもありましたので、気になる方はこちらから。

これからは、データバックアップもSaaSで提供されるのが当たり前になる時代になるかもしれませんね!

Druvaおすすめポイント

坂間さん

バックアップやディザスターリカバリーやランサムウェア被害時の迅速な復旧が我々の製品の価値だが、それを100%クラウドネイティブなSaaSサービスとして提供しているところが強みであり、他社との差別化できるポイントです。

オンプレハード側のサブスクリプション製品が台頭している中、Druvaは100%クラウドネイティブなSaaSサービスとして初めから設計されています。

全てがSaaSファーストであるべきだとは思わないが、Druvaさんがフォーカスしているバックアップやランサムウェア対策などに関しては【お客様は使うだけ】というSaaSビジネス方式で提供方式がマッチしているとお話しされておりました。

お客様側からしても5年間必要なサービスをあらかじめ買うなどの従来の買い方をする必要はなく、極めて従量課金に近い形で利用でき、Elastic(弾力的)で運用保守の手間がかからないのがDruvaの魅力です。

競合ってどこ?

ここで気になる競合のこと聞いちゃいました。

【ぶっちゃけ一番の競合ってどの製品になりますか?】という質問を投げてみました。

坂間さん

いろいろな製品はありますが、「心配だけど、うちはたぶん大丈夫だから何もしない」という考え方そのものですかね。データ漏洩のリスクや事業継続性をほっておいていいんですか?と。

そういう考え方がDruvaにとって一番のCompetitor(競合)ですね。

なるほどーー!!!!って思いました。

コロナ禍でリモートワークが普及し、今まで社内だけを守っていればよかった環境から、重要なデータを社外からアクセスし、データが散在するようになってしまいました。

社員がデータにアクセスする入り口からウイルスやランサムウェアの被害にあわれる事件も起こっており、サイバーセキュリティの重要性に対する認知度があがっています。が、まだまだ【うちは大丈夫だと思う】と、古い体制のまま何も対策をされていない企業がまだまだたくさんいるのが現状のようです。

製品に対して一番多く受けるリクエストはなんですか?

SlackやSAP HANAの保護はリクエストとしてよく受けるそうです。

こちらに関しては今後の開発のロードマップに載っているとか!

弊社クラウドネイティブはSlackに徹底的に依存している会社ですので、これは嬉しいニュースです!!

また顧客情報や契約情報を持っているSalesforceに関しても、すでにサポートは提供しているが、東京リージョンがまだない状態。東京リージョンでのサービス開始を早期に実現したいとおっしゃっていました。

また、導入支援やバックアップポリシー策定のコンサルティング、MSPモデルによる柔軟なサービス提供モデルもご要望があり、検討中のようです。

ここらでちょっと雑談!

毎回恒例の質問ですが、ずばりDruva以外で、好きなクラウド製品は?

【一番身近なのはiCloud】

新しいiPhoneを買うと、iCloudのパスワードを入れると前の状態がで簡単に反映されるという仕組みがありますが、Druvaのエンドポイントバックアップもおなじような仕組みでできているそうです。

やっぱりバックアップお好きですね♪という回答でした。

おわりに

坂間さん、お忙しい中インタビューのお時間いただきありがとうございました。

ここには書けないのですが、めちゃくちゃ面白いお話をこっそり伺いました。今後のDruvaの進化が楽しみすぎます。

Druvaついてご興味がある方は、ぜひこちらからお問い合わせください。営業チームが優しくご説明させていただきます。

おしまい♪

さゆり

漫画・アニメとワインとビリヤード(万年B級)が好きです。子供が寝た後に、ワインを飲みながら、NetflixやAmazon Primeで昔のアニメを流し、アプリでひたすら漫画を読んでいる時間が至福の時間。