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make Community Hub:Overview

この記事は「make Advent Calendar 2024」16日目の記事です。

このアドベントカレンダーについて

このアドベントカレンダーは25日間でIPaaS製品の「make」について使い方や、実践を学べる連続ブログ企画です。

おかしん」「ばるす」「たにあん」の3名がリレー形式でお届けします。

25日間のスケジュールは以下の通りです。

日付内容担当
12/1話題のIPaaS製品「make」とはおかしん
12/2makeで作ってみたScenario紹介ばるす
12/3make 基本操作編 機能紹介:Organizationたにあん
12/4make 基本操作編 機能紹介:Scenario、Templateおかしん
12/5make 基本操作編 機能紹介:Connectionsばるす
12/6make 基本操作編 機能紹介:Webhooksたにあん
12/7make 基本操作編 機能紹介:DataStores、DataStructuresおかしん
12/8make 基本操作編 機能紹介:Devicesばるす
12/9make 基本操作編 機能紹介:Functionsたにあん
12/10make 基本操作編 機能紹介:CustomAppsおかしん
12/11make 基本操作編 機能紹介:Flow Control,Tools,Text parserばるす
12/12make ドキュメント動線の話:ResourceHubたにあん
12/13make 検証:Make Bridgeおかしん
12/14make 検証:Make REST APIばるす
12/15make 検証:AI Searchたにあん
12/16make Community Hub:Overviewおかしん
12/17make Community Hub:Academy Courses,Blog Articlesばるす
12/18make Community Hub:Showcase,CustomAppsたにあん
12/19makeの管理運用の話:Github連携おかしん
12/20makeの管理運用の話:実行ログと再実行と停止中リクエスト滞留ばるす
12/21makeの管理運用の話:Connection権限管理たにあん
12/22makeで作ってみた事例:(未定)おかしん
12/23makeで作ってみた事例:(未定)ばるす
12/24makeで作ってみた事例:(未定)たにあん
12/25makeの総論を語るばるす

はじめに

だんだんとネタがなくなってきた感がある、本企画。「なんでこんなの始めてしまったんや」と毎日思ってるおかしんです。

さて、今日は make Community Hubについてご紹介していきたいと思います。

その前に

12日目にたにあんさんが「make ドキュメント動線の話:ResourceHub」という記事を書いてるので、本記事の前にまずはそちらを見てください。

Community Hubとは

https://community.make.com/ からアクセスできます。

余談ですが、 makeのほとんどのリソースは developer.make.comacademy.make.com など大抵 xxx.make.com のURLになっており、コミュニティも同様なのですが、ヘルプセンターだけは help.make.com は一応あるもののコンテンツが薄くて https://www.make.com/en/help/ の方が充実している、という罠があります。

Community Hubに潜入してみる

こちらから、自身のMakeアカウントでサインインできます。私はいくつか環境を持ってるので、CommunityやAcademyは会社のアカウントではなく、個人のアカウントで入るようにしています。

なお「Employee Sign-in」をするとMicrosoftに飛ばされたので、make社(Celonis社)はどうやらEntraIDをIdPにしているようです。

基本的には掲示板のような構成になっています。

makeのコミュニティ機能は「Discourse」で作られています。国内ではあまり使われていませんが、海外の製品だと有名なところでは、Gitlab、Sailpoint、OpenAI、Elastic、DockerなどのコミュニティやヘルプもDiscourseで作られています。

カテゴリについて

現在は以下の8種類のカテゴリがあります

  • Getting Started
    • 初学者向けのカテゴリ
  • HowTo
    • ハウツー全般
  • Features
    • Makeの各機能にフォーカスしたカテゴリ
  • Custom Apps
    • Custom Appsにフォーカスしたカテゴリ
  • News
    • リリースやアップデートなどについてのカテゴリ
  • Showcase
    • 作ってみた系
  • Off-Topic
    • なんでもあり
  • Hire a Pro
    • サービスを紹介したり、Makeのプロをリクルートしたりといったカテゴリ

タグについて

カテゴリとは別に各投稿には「タグ」がつけられます。ただし、新規のタグは現在コミュニティメンバーの権限では作ることができないようでした。

カテゴリをながめてみる

Custom Appsカテゴリのとあるトピックを開いてみました

Discourseの機能そのものではありますが、自動クローズやクローズされた際にトピックがロックされるといった仕様になっています。

最も勢いがあるのが「How To」カテゴリです。一日に数件の投稿があり、それぞれ数件の反応があるようです。

その他のカテゴリは1日0〜2件くらいのようでした。

おわりに

Discourseを使っているだけあって、フォーラムとして非常に使いやすくなっているように感じました。

弊社でも積極的にこちらのフォーラムで回答などしていきたいと思います。

okash1n

香川大学医学部医学科中退→SES・情シス・SREを経てクラウドネイティブ入社。趣味はIT。

・有限会社脇屋 代表取締役
・一般社団法人日本ビジネステクノロジー協会 代表理事
・一般社団法人 SRE NEXT 理事
・情シスSlack、BTCONJP、SRENEXT運営