AFSとは?
Apple Financial Servicesの略称で、1台単位から端末をリース契約することができるサービスになります。
期間については12ヶ月〜48ヶ月の間から任意で選択することが可能です。
いきなり端末返却の話?契約の話は?
約2年前にAFSを契約をした際にもブログを書きました。
そちらのブログは以下リンクよりご覧いただけます。
解約の流れ
契約から2年経過し、契約満了を迎えた事もあり、その後の解約の流れについてさらっとまとめてみました。
期間満了に関する確認
社内検討
契約期間満了にあたり、いくつかの選択肢があります。
- 同じ端末を使い続けること
- 新しい端末に変更して、新たに契約し直すこと
- 契約を完了(=満了と共に解約)すること
大きく、こちらのどれかになります。
今回、2番の「新たな端末への切り替え」を含めて検討していましたが検討した結果、社員増減の都合でリースモデルと近しい性能を持つ余剰端末が社内にあったため、3番の「契約を完了」とすることにしました。
連絡
Apple Financial Services は株式会社Tooさんを通じて契約を結んでいたため、Tooさんへ契約満了の連絡、並びに、端末管理用の管理コンソールを用いてリース会社(NECキャピタルソリューションさま)へ契約満了の連絡を管理コンソールを通じて行います。
手続き(管理コンソール上)
リース会社が提供する管理コンソール上から該当の端末を選択し、今回契約の継続を停止すると言う項目を選択します。そしてその契約停止したデバイスの返却準備を行います。
契約満了は4月末でしたが、2月の時点で連絡がきていました。
契約管理>延長・終了状況の確認を押して端末情報を開きます。
こんな感じ。
端末返却準備
返送期日
契約満了(今回の場合は4月30日)から1ヶ月以内に現物を返却する必要があります。
返却期日=”リース期間中に返却必須ではない”という所がありがたいですね。
自社テナントから端末情報の削除
今回リース契約した端末は弊社従業員の業務端末として利用していたため、ABM上でのテナントの紐付きの解除、MDM(Jamf)からの削除など一連の作業を行います。
Slack上の通知画面。※ 削除時の通知は飛ばしてないので、登録時のものです^^;
ABM上で該当端末のシリアルナンバーを入力してMDMサーバの割当を解除します。
端末上の設定削除
Apple IDとの連動解除(探す機能の無効化)やパスワードのリセットを行います。
返送連絡
端末、周辺機器、化粧箱、管理シール などを揃えて、送料元払いにて指定の場所へ返送します。
最後に
弊社ではMacBook Pro(M1)を24ヶ月にてリース契約を行いました。
2年経った今でも現役として使える性能を有していますが、移り変わりの早いIT業界としては先を考えると乗り換えるのには良い頃合いかもしれません。マシン構成は提供される範囲の中でCPU/ストレージ/メモリなどを変更できます。
参考までに弊社で利用していたマシン構成では以下のようなコストでした。
マシンスペック
■モデル
MacBookPro/14インチ/M1(8C/14C/16C)/512GBSSD/16GB/シルバー
■金額
7,060円/月
2年間のコスト:169,440円(7,060円x24ヶ月分)
■期間
24ヶ月
※ 金額は時期やマシン構成、リース契約期間によって変動します。
端末は買う時代からリースする時代に?
最近ではパソコン、スマートフォン、自動車など、ありとあらゆる品でリース・サブスク契約が提供されています。
今後も新しいマシンやOSのアップデートが出てくる事が予想されますので、端末買い替えの際にAFS契約を検討するのもありかもしれません。