このブログは?
こんにちは、クラウドネイティブで社内情シスを担当しています、もり です。
今回は「Druva inSync」というエンドポイント端末などSaaS型データ保護ソリューションの運用に関する話です。
どういう状況だったのか(Before)

- いくつかの端末で(バックアップは完了しているものの)エラーが発生。
- いくつかの端末で”正しくバップアップが走ってない状態”が発生。
バックアップ完了しているのにエラー?どういうこと??というわけで、エラーの原因に迫っていきます。
本来あるべき姿は・・・?
- (バックアップステータスで)エラーが起きてない状態
- 予定通りバックアップが正しく進行している状態
※ 弊社の場合、8時間に1回想定
弊社の端末状況
- 導入部門(使用目的)・導入時期により、端末の仕様がバラバラ
※ 携わる業務によりWindows/Mac OSVer 含め さまざまな端末が混在 - 稼働環境もバラバラ
※ 従業員は基本的にフルリモート勤務のため、ネットワーク環境や設置環境含め バラバラである
ログから原因を探っていく
ログへアクセス
クライアント端末のinSyncアプリを開き「バックアップと復元」の画面に小さく表示されている「詳細」の文字をクリックすると直近のアクティビティが表示されると共に、画面右下に「ログ」のボタンが表示されるので、こちらを押してログを見ていきます。

ログボタンを押すとinSyncウインドウ内にログが表示されます。画面上部にログを保存しているフォルダが表示されるので、別のアプリを使ってログを見たい場合はこちらへアクセスするとよいでしょう。(画面右下の「ログフォルダー」ボタンを押すとアクセスできます。)また他のログファイルを見る場合は画面左下の左右ボタンを使うことで遷移できます。

Druva社へ問い合わせを投げつつ、プロファイルを変えて試す
ログを見て「バックアップに失敗しているよ!」という対象のファイルはおおよその当たりがついていたのでそれらを除外する設定を施します。
- ログから「OneDrive」関連のファイルのバックアップに失敗するということが判明
- 弊社では業務で「OneDrive」を使用していない。
- しかしMicrosoft Officeの絡みでアプリケーションがインストールされている。
- いくつかの該当端末を確認した所、ほぼ同様のエラーを確認。
- それぞれの端末で「OneDrive」を使っていない(=サインインしていない)ことを確認。
- 弊社業務環境において対象アプリ周りに関連するフォルダのバックアップは不要。と判断。
検証で当たりがついたので、全体に適用
万が一の不具合を想定して、全体向けに設定を展開せず「新規プロファイル」を作成
こちらで事前テストすることに。

作成した新プロファイルの「Exclude Paths」にフォルダパスを追加します。今回は”特定のフォルダを対象として”バックアップ除外設定を施しましたが、画像や動画など特定のファイル(拡張子)を除外したい!という場合は「Exclude Files」に対象ファイルの拡張子を追加すると、除外判定されます。

バックアップを阻害するアプリは1つではなかった
調査を進めていく中で、他にもエラーを吐いてしまうアプリがあることが判明。上記Onedrive同様に、対象端末のログファイルから”アプリの特定”と”バックアップの除外設定”を施し、終結することに。
※ 「特定のアプリケーションと相性が悪いだけ」という事で、エラーを確認した個別のアプリ名称の記載は差し控えさせていただきます。m(_ _)m
新たなプロファイルで設定変更したところ、無事にバックアップが完了し「失敗したファイル」の数が無事「0」になりました。
失敗したファイル数が0になったバックアップ画面(After)

最後に

新たな設定でエラーが起きないことを確認の上、元のプロファイルに「除外設定の集約」と「割り当てユーザーの移動」を行い、本件は終了となります。
ブログの内容はかなり簡略化していますが、実際にエラーが解消できるところまで辿り着くのには相当時間がかかりました。弊社では以下を基本設定としています。

- 「8時間おきにバックアップ」
- 「帯域幅の使用量:100%」
- 「CPU優先度:低」
- 「期間を一時停止する:4時間」
- 「バッテリ量が以下の場合はバックアップを一時停止します:10%」
業務時間中の負担にならないように配慮されていますが、場合によってはバックアップが進行・完了せずに止まってしまう事もあります。
※ 特に頻繁に更新が走るキャッシュファイルが含まれるフォルダがバックアップ対象に含まれているとバックアップ完了まで多大な時間を要します。
バックアップを阻害する要因は色々考えられますが、1つずつクリアにして エラーのない状態でバックアップが完了していると管理者視点でも気持ちが晴れるのでオススメです!それでは!
