Asana その他

SlackとAsanaの連携で「タスクの見落とし」を防ぎ、業務の流れをスムーズに!

📝 このブログの3行まとめ

  1. SlackとAsanaを連携すると、Slackのメッセージを右クリックするだけでAsanaにタスクを作成でき、コピペ作業が不要になる
  2. Asanaのタスク更新(完了、担当者変更など)をSlackに自動通知することで、進捗確認の手間が削減される
  3. IT初心者でも簡単に設定でき、タスクの見落とし防止と業務効率化を実現できる

はじめに

皆さんのチームでは、こんな悩みはありませんか?

  1. Slackで大事な依頼が流れて、タスク登録を忘れてしまう
  2. Asanaの更新がチームに伝わらない
  3. 「あの件、どうなってる?」と確認に時間がかかる

実は私も、以前は同じ悩みを抱えていました。弊社ではたくさんのツールを使っていて、最初は「ツールが多すぎて使いこなせない!」と困っていたんです。
特にお客さま相手の仕事では、タスクの見落としは大問題。「何か漏れてないかな…」といつもドキドキしていました。

そこで試してみたのが、「Slack」と「Asana」の連携です。

「難しそう…」と思っていましたが、実際にやってみたら専門知識は全く不要で、とても簡単に設定できました。
この連携のおかげで、時短になっただけでなく、「タスク漏れの不安」がなくなり、もっと楽に、安心して働けるようになったんです。

弊社ではなぜAsanaを使っているのか、そしてこの連携でどんなメリットがあったのか、ご紹介していきます。

このブログが生まれるまで

弊社では、以前からコミュニケーションに「Slack」、タスク管理に「Asana」を導入しており、それぞれが業務に欠かせないツールとして定着していました。

それぞれ単体でも便利に使っていたのですが、ある時「その2つ、連携できるんだよ!」と教えてもらう機会があり、早速試してみることにしたのが今回の連携ブログを書くきっかけです。

弊社のブログサイトでは、エンジニアが書いたAsanaの高度な自動化テクニックに関するブログも多数公開しています。
Asanaのすごい自動化ブログ一覧はこちら

例えば、こちらのブログでは、iPaaS(異なるクラウドサービスを連携するツール)を使って、SlackとAsanaのコメントを自動で同期させたり、AIと連携してタスクを自動生成したりする方法を紹介しています。

しかし、「非エンジニアで、ツールの多さにまず戸惑った」経験を持つ人からすると、「いきなり高度な自動化はハードルが高すぎる…」「まずはどこから手を付ければいいのだろう?」と悩んでしまいます。

そのため、このブログは高度なテクニックの前に、「連携って難しそう…」と一歩踏み出せないでいる方に向けて、「複雑なコード不要で『私でもできた』最もシンプルで効果的な連携方法」をお伝えしようと思います!

なぜAsanaなのか?

弊社では、個人からチーム全体に至るまで、日々発生する膨大なタスクと進捗状況を、分かりやすく一覧化し、チームやお客様との情報共有をスムーズにすることを重視しています。

以前から社内で使用している「Asana」は、まさにその点を満たしてくれるツールであり、 長年使用し操作に慣れ親しんでいることも、私たちがその利便性を実感している大きな理由です。

社内のチームワークはもちろん、お客様との情報共有においても、Asanaは以下の点でとても役立っています。

  1. 【社内】チームの「今」を誰でもパッと見せてくれる

Asanaのダッシュボードやカンバンボード機能は、チームごと、プロジェクトごとに柔軟に作成し、管理できるのが大きな強みです。

  • プロジェクト状況の見える化:各チームが作成したタスクの進捗をリアルタイムでチーム全員が確認できます。同時に、経営層や他部署のメンバーも、ダッシュボードを通じてプロジェクト全体の状況を共有が可能です。
  • 期限とリマインダーで抜け漏れ防止:タスクに期限を設定することが可能なため、リマインダー機能の活用でタスクの抜け漏れを防ぎ、安心して業務を進められています。
  1. 【事業】コンサル業務における「顧客との信頼性」を担保

弊社のようなコンサルティング業務では、お客さまとタスクや進捗を共有することがとても大切です。
Asanaを使えば、お客様とリアルタイムで情報共有ができ、信頼関係をより深めることができます。

具体的には、以下のような機能が役立っています。
・チーム内コミュニケーション:タスク内でコメントを通じた議論が可能なため、情報が分散しない
・顧客とのゲスト共有機能:お客さまをプロジェクトに招待し、進捗をリアルタイムで共有可能

このように、Asanaはタスクの作成から進捗の確認までを一か所でまとめて行えるため、「タスクに追われない状態」を作るうえで非常に役立っています。

💡 ちなみに

弊社クラウドネイティブは、このAsanaの導入支援や活用サポートも承っております!
もし、貴社での導入にご興味がありましたら、こちらのサービスページをご覧ください。
今すぐ弊社にご相談したい方は、こちらからお問い合わせください。

【インプット編】Slackからのタスク起票を「コピペなし」で完了!

以前は、Slackで依頼されたタスクをAsanaに登録する際、会話を読み直してコピペしたり、情報をゼロから入力したりと、本当に手間がかかっていました。

しかし、連携を設定した後は、Slackのメッセージを「右クリック(または三点リーダー)」してタスクを作成するだけで、Slackのメッセージ本文が紐づいたタスクがAsanaに作成されます。

これにより、

  • メッセージ本文が、そのままタスクの説明文に。
  • URLも自動で紐づくため、情報漏れのリスクも大幅に削減

タスク登録の時間が減り、もう面倒なコピペ作業に時間を取られることがなくなりました!

💡Point:弊社の自慢!スタンプ起票も可能です!

さらに、弊社ではSlackのカスタム機能を使い、さらに一歩進んだ連携をしています。

例えば、お客様からのお問い合わせに対して、カスタムスタンプ(例:起票しましたスタンプ)を押すだけで、その内容が自動的にAsanaの特定のプロジェクトにタスクとして登録されるように設定しています。

この他にも、個人のタスク管理用にマイタスクスタンプを設定し、これを押すだけで自分のAsanaプロジェクトにタスクが自動起票されるように使い分けています。

詳しい説明はこちらのブログから

「右クリックすら面倒…」という小さなストレスすら解消できる、まさに究極の時短タスク起票です…!

💡 Point:メールも同じように簡単に起票可能!

ちなみに、Asanaはメールソフト(GmailやOutlookなど)からのタスク起票にも対応しています。

Slackの右クリック起票と同じように、各メールソフトのプラグイン(アドオン)を導入すれば、受信したメールを開いたままボタン一つでAsanaにタスクを作成できます。

お客さまからの問い合わせメールなどをすぐにタスク化したい場合にとても便利です◎

Step 1:まずはこの便利さを実現する設定から!

この「SlackからAsanaへ瞬時にタスクを作成する」仕組みは、以下のシンプルな手順で設定できます。

【目的:Slackの会話を瞬時にタスクとしてAsanaに送る】

①Slackの「App」メニューから「Asana」アプリを検索して開きます。

②アプリの案内に従って、Asanaアカウントとの認証(ログイン)を行います。

完了するとこんなメッセージが!

③これで、Slackのメッセージの「…(三点リーダー)」メニューの中に、「Asanaタスクを作成」という項目が追加され、Asanaへ起票ができるようになります。

【アウトプット編】Asanaの進捗をSlackに自動通知!

タスクがAsanaに集約された後も、「あの件どうなった?」という進捗確認や、「担当者が変わったことを通知しなきゃ!」という手動での報告は面倒ですよね。

この連携は、そのムダな確認と報告の手間を解消し、以下の以下の機能が実現できます!

  • Asanaのタスクが完了したら、Slackのチャンネルに自動で「完了報告」が流れる
  • 担当者変更やコメント追加などの動きも、リアルタイムでチームに共有される

チームメンバーはAsanaを見に行かなくても、Slackでリアルタイムに進捗を把握できるようになり、確認作業にかかる時間も大きく削減できるようになります。

Step 2:自動通知でチーム連携をスムーズに!

この「Asanaからの自動通知」の仕組みは、以下の手順で設定できます。

【目的:Asanaの進捗を自動でSlackに流す】

①Asanaで、通知を送りたいプロジェクトを開きます。

②画面上部にある「カスタマイズ」をクリックし、「ルール」に進みます。

③「追加」をクリックします

④Asanaには数多くのテンプレートが用意されているので、その中からお好きなルールを選び、タイミングや条件(例:タスク完了時、担当者変更時など)を設定します。

⑤実行アクションに「チャンネルメッセージを送信する」を設定します

⑥通知を送りたいSlackチャンネルとメッセージを入力し、最後に「ルールを公開」をクリックすると設定完了です!

まとめ:業務効率化は「小さな連携」から!もっと楽に、心地よく働こう🌿🪽

この記事では、非エンジニアの私でも簡単にできた、SlackとAsanaの連携方法とその効果をご紹介しました。

連携と聞くと身構えがちですが、決して難しいものではなく、2つのツールを繋ぐだけで、タスクの見落とし防止と作業時間削減という大きなメリットが得られました。

私も、この連携のおかげで「タスクに追われてヒヤヒヤする」状態から解放され、もっと集中したい業務に時間を使えるようになりました。

ぜひ、皆さんのチームでもこの連携を試して、今日からもっと楽に、気持ちよく仕事ができる環境を手に入れてみてください。

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

弊社クラウドネイティブは他にも様々な製品の導入支援や活用サポートも承っていますのでまずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから🙆‍♀

miku

IT業界初チャレンジの者です。
趣味は健康志向っぽいこと。
散歩やヨガ、ピラティス、スパ施設に行くことなどなど、、
でもお酒も食べることも大好きです。
最近はチワックスの可愛い家族も増え、元気いっぱいのワンコと過ごす時間が私の癒しです。