セキュリティチームのばーちゃんです!
本ブログでは、言語設定のアップデートをご紹介いたします!
以前のブログでは、セキュリオの多言語対応そのものを詳しく解説していますので、今回はアップデートがあった部分のみに焦点を当てて紹介します。
(以前のブログ)よくあるお問い合わせ:セキュリオは多言語対応していますか?
3行まとめ
- ユーザーがセキュリオ上で直接言語を設定・固定できるようになりました
- ブラウザ設定に左右されず、常に指定した言語でセキュリオを利用できます
- CSVインポートで全従業員の言語設定を一括で登録・更新できます
表示言語設定機能とは
今回のアップデートにより、「eラーニングv2」と「自動連携」において、ユーザー自身が希望の表示言語を選択できるようになりました。
※翻訳機能は「多言語対応オプション」をご契約中のお客様のみご利用いただけます。
旧機能と比較しながら、その違いを理解していきましょう!
旧機能と新機能の比較
【従来のセキュリオ】
これまでは、Webブラウザの表示言語の設定をもとにセキュリオの翻訳を行っていました。例えば、ブラウザが「英語」設定ならセキュリオも英語で表示され、「日本語」設定なら日本語で表示される仕組みでした。
この仕組みでは、以下の課題がありました。
- ブラウザの言語設定変更を手間に感じるユーザーがいる
- 管理者で一括設定ができない
- 共用PCを利用する環境では、前のユーザーのブラウザ設定が引き継がれ、意図しない言語で表示されることがある
【新しいセキュリオ】
今回のアップデートで、「個人設定」画面に「セキュリオの表示言語」設定が追加されました。

ユーザーは希望の表示言語を一度選択するだけで、以降はどのブラウザ・デバイスからアクセスしても、常に選択した言語でセキュリオが表示されます。
これにより、ブラウザ設定に左右されず、常に同じ言語で表示されるようになります。
- 未設定の場合
- これまで通り、ブラウザの言語設定をもとに翻訳されます
- 日本語、あるいは契約済みの言語がある場合
- 選択された言語に翻訳されます
- 未契約の言語がある場合
- 日本語のまま表示され翻訳されない、かつブラウザの言語にも翻訳されません
ここが嬉しい
管理者向け:CSVインポート機能の強化
本機能リリースに伴い、ユーザー登録におけるCSVインポート時のCSVファイルの項目に「セキュリオの表示言語」が追加されました。

CSVファイルの新しい列「セキュリオの表示言語」に、各従業員の言語コード(例: ja
, en
)を記入してインポートするだけで、全従業員の表示言語を一括設定できるようになりました。
これにより、大規模な組織でも効率的に言語設定が管理できたり、導入時の設定工数を削減できたりします。新入社員の受け入れ時や全社展開時にも便利です。
詳細なCSVフォーマットやインポート手順については、以下サポートサイトをご参照ください。
サポートサイト:ユーザー管理にある「CSVインポート」について教えてください
簡単3ステップの設定方法
言語設定は以下3ステップで完了します。
- セキュリオにログイン後、画面右上のアカウント名をクリックし、「個人設定」を選択
- 「個人設定」画面内の「セキュリオの表示言語」ドロップダウンから希望の言語を選択
- 「保存」ボタンをクリックして設定を確定

留意点
表示言語は以下のルールに基づいて決定されます。
- 言語を設定した場合:
- 契約中の言語(日本語または多言語対応オプションで契約済みの言語)を選択すると、その言語で表示されます
- 未契約の言語を選択した場合は翻訳されず日本語のまま表示されます
- 言語を未設定(空欄)の場合:
- 従来通り、Webブラウザの言語設定に基づいて表示言語が決定されます
おわりに
セキュリオをすでにご利用中のお客様(多言語対応オプション契約済み)は、従業員の皆様や管理者にお知らせいただき、ぜひ組織内で本機能をご活用ください。
セキュリオ未導入、あるいは、セキュリオ導入済みで多言語対応オプションを契約されていないお客様は、社内のユースケースをご確認のうえ、ぜひ導入をご検討ください。
本ブログではセキュリオの機能アップデートのご紹介でしたが、セキュリオに限らず、お困り事があれば何でもご相談ください!