こんにちは、俊介です。
お久しぶりです。今回はokta Workflowsのブログです。
はじめに
ITエンジニアや情報システム部門では、okta Workflowsを用いて様々なアプリケーションとの認証連携を実施します。しかし、時折Gmailとの接続でエラーが発生し、再認証を求められる事態が起こることがあります。
今回のブログではそういったケースが起きた時にどのようにすれば、何回も認証しなくて済むかを書いていきます。
問題の解説
Gmail Connectorを使用する際に「401 Invalid Authentication Credentials」というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、Gmailとの接続認証が無効化されているという意味です。
この現象は接続の有効期限が切れることや、Google側の設定に問題がある場合に発生します。
解決方法
この問題を解決するためには、Google管理コンソールの設定を見直すことが有効です。以下にその手順を示します。
- http://admin.google.com へアクセス
- 「Security(セキュリティ)」→「Access and data control(アクセスとデータ制御)」→「Google Cloud セッションの管理」へ移動
- 「再認証を要求する」の設定状態を確認
- 「はい」の場合、「信頼できるアプリは免除する」をオンに設定
- okta Workflowsを[Security (セキュリティ] > Access and data control] (アクセスとデータ管理)]>[APIの制御]の[サードパーティ製アプリのアクセスを管理]で信頼できるアプリとして登録
まとめ
以上が、Gmail接続エラーに対する解決方法の説明です。もし同様の問題に直面した場合は、ここでご紹介した手順を一度試してみてください。