こんにちは!たつみんです。
以前よりお客様からお問合せの多かったOkta管理画面がついに日本語化しましたのでご紹介します???
Oktaの公式ドキュメントは先行して日本語化が進んでいました、今回の管理画面の日本語化と併せてよりわかりやすい状態になったかと思います。
なお、このアップデートはVersion 2023.07.0から適用されます。
日本語化の手順
まずOkta管理画面のSettings>FeaturesからEA機能Admin Console Japanese translationsを有効化します。
EA機能の有効化後におそらく多くの場合はページをリロードすることで日本語化されると思います。
もしOkta管理画面が英語のままだという場合はOktaダッシュボード画面の設定の以下の設定を確認してみましょう。というのも言語の切り替えはOkta管理者個人のダッシュボード設定にある言語設定に依存しています。
まれにこの設定が最初から日本語となっているにも関わらずOkta管理画面が日本語とならない場合があります。その場合はあえて一度、言語設定をEnglishなど他の言語にし保存してから再度、日本語を選択し保存することでOkta管理画面の言語設定が切り替わります。
日本語化されない箇所
現時点でざっと見た限り以下の箇所が日本語化されない部分のようでした。
EA機能の項目名
文章などは日本語となっていますがそれぞれの項目名とその説明文については英語のままとなっています。
System Logs
ログについては以下のようにUIは日本語でしたが、内容については英語の状態でした。
Okta Workflows
Okta Workflowsはそれ自体がひとつのSPなのでOkta管理画面の範疇ではないため今回の日本語化の対象ではないものと推測されます。
Okta Identity Governance
Okta Identity Governanceのそれぞれの機能についても、Okta Workflowsと同じ理由で日本語化されていないものと推測されます。
Access Request
Access Certifications
日本語入力問題の改善
今回のVersion 2023.07.0からはユーザープロファイルで属性値やポリシーの説明文に日本語を入力している時に変換確定をするとSaveされてしまう問題もEA機能としてリリースされ改善されています。FeaturesからEA機能IME support for text input in the admin consoleを有効にすることで利用可能となります。
これまではこの問題を回避するために一旦、テキストエディタで文章を作成して貼り付けるということをよくやっていましたがそのような手間をかけなくよくなったのは嬉しいですね。
最後に
個人的には英語UIに慣れてしまった部分もあるので現時点では日本語UIに違和感を感じてしまっています。
ただ、今後は日本語UIを利用されるお客様が増えることが想定されますので日本語UIに慣れてみようと思います。過去のブログ記事を更新するのは難しいかもしれませんが今後のブログ記事は日本語UIを前提に書いてみようと思っています。