Microsoft Top Partner Engineer Award 2026 受賞者に聞く、エンドポイントセキュリティ支援の現場力

Miho Ogawa
Miho Ogawa

マーケティング担当

クラウドネイティブの情報システムセキュリティアドバイザー 辻󠄀 宗己さんが、Microsoft Top Partner Engineer Award 2026 を受賞しました。

今回のインタビューでは受賞そのものだけでなく、辻󠄀さんが普段どのような業務に向き合い、どのような価値をお客様に届けているのかを掘り下げて伺いました。
お話の端々から見えてきたのは、技術知識の深さだけではありません。お問い合わせ対応からお客様を支える、業務への姿勢そのものでした。

Microsoft Top Partner Engineer Award 2026 とは、Microsoft のパートナー企業に所属するエンジニアや技術職を対象に、案件の実績や先進性、マイクロソフトテクノロジーの導入といった技術的な観点から評価される賞です。

受賞の背景

―― 受賞、おめでとうございます。今回の受賞では、どのような点が特に評価されたと感じていますか。

辻󠄀さん:今回、私は Security 部門で受賞したのですが、大規模なお客様環境に対して、Microsoft Entra ID や Microsoft Intune といった Microsoft のソリューションを活用しながら、脆弱性やリスクのあるポイントを能動的に見つけて提案してきたところが評価されたのかなと思っています。

お客様からご相談いただいた内容に答えるだけではなく、こちらから「こういうところが危ないかもしれない」「こうした方がより安全に運用できる」と提案していくことを意識してきました。案件の実績といった社外向けの活動だけではなく、社内での取り組みや、技術をどう広げているかといったところも見ていただけたのではないかと思います。

―― 今回の受賞につながった取り組みについて、現在特に力を入れていることを教えてください。

辻󠄀さん:Microsoft Intune や Microsoft Entra ID を中心に、エンドポイントセキュリティのコンサルティング、導入支援、技術サポートに従事しています。数万人規模のエンタープライズ企業に対して、デバイス管理・ID 基盤・EDR 運用・OS 更新管理といった領域を横断的に見ながら、セキュリティ構成の最適化や管理基盤の強化を支援してきました。

また、自社のEDR運用最適化サービスの立ち上げでは、セキュアな作業基盤の設計・構築にも関わっています。日々のお問い合わせ対応の中で得た知見を、技術ブログとして社外に発信しながら、コンサルティングや導入支援の品質向上にも活かしています。

日々の業務で大切にしていること

―― お客様を支援するうえで、大切にしていることはありますか。

辻󠄀さん:実態を伴わない提案をしない、ということは大切にしています。実機や実際の構成を見ながら得た知識をもとに、確実に実装できる形で支援することを意識しています。

また、日々のお問い合わせ対応から得られる知見もとても多いです。そこで確認したことや検証したことを、コンサルティングや導入支援にも横展開していくことで、お客様にとっても価値があり、自分たちにとっても技術が積み上がっていく。そうした循環を大切にしています。

―― クラウドネイティブの支援の特徴はどこにありますか。

辻󠄀さん:クラウドネイティブは、いわゆる現場を知らないまま方針だけを示すようなスタイルではなく、エンジニアが直接お客様と向き合いながら支援しているところが大きいと思います。ご質問にはその場で答えられることも多いですし、もちろん、必要なときにはきちんと持ち帰って検証したうえで回答しています。

お客様から見ても、ただ一般論を返されるのではなく、自分たちの環境や課題に即した形で話が返ってくることが、安心感につながっているのではないかと思います。

―― 今回の受賞を通じて、チームについてあらためて感じたことはありますか。

辻󠄀さん:もちろん受賞そのものはうれしいことですが、自分一人だけの成果というより、クラウドネイティブ全体でお客様の信頼を積み上げてきた結果だと感じています。

受賞につながったお客様事例についても、日々の運用支援や継続的な関係づくりを担ってきたメンバーがいて、その土台があってこそ成り立っています。それぞれのメンバーが、それぞれの形でお客様に価値を返していることが、会社全体の強さにつながっているのだと思います。

これからのテーマ

―― 今後さらに注力していきたいテーマはありますか。

辻󠄀さん:これからは、AI 時代を見据えたセキュリティの考え方がより重要になっていくと感じています。

たとえば Anthropic の Project Glasswing における Claude Mythos Preview のように、脆弱性の発見から悪用までを数時間で実行できる AI が登場しており、攻撃側のスピードがこれまでとは比較にならないほど上がっていく可能性があります。

そうした中で、企業としては既知の脆弱性をできるだけ早く安全に塞いでいくことが大切になります。私はこれまで、Windows Update などの更新プログラムを、ユーザー影響を抑えながら段階的に適用していく構成づくりにも取り組んできました。今後はこうした考え方を、AI 時代のセキュリティという視点でもさらに整理し、エンドポイントの領域から支援していきたいと考えています。


インタビューを終えて

今回の受賞は、辻󠄀さんが日々の支援の中で積み重ねてきた専門性と実践が評価されたものです。クラウドネイティブとしても大変うれしく、誇らしく感じています。

そして今回のインタビューを通じて、その背景にはお客様の環境に向き合い、現場で得た知見を支援に還元していく姿勢があることも見えてきました。

クラウドネイティブは、エンジニアが直接コンサルティングを行い、現場の状況を踏まえながら、実装や運用まで見据えて支援する会社です。
今回のインタビューを通じて、辻󠄀さんの実践と、それを支えるクラウドネイティブの支援のあり方を感じていただければうれしく思います。

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