Mac非対応ソフトと向き合い、経理自動化してみた話
- 2018.12.13
- 非エンジニア

Macで弥生会計と向き合う方法
経理業務に携わったことがある方は誰もが知っているであろう会計ソフト、弥生会計。
会計事務所でも多く活用されていて、弊社でも弥生会計を通じて顧問会計士とデータ共有をしています。
ただ、弥生会計はWindowsにしか対応していないため、いつもMacを使っている私は「MacでWindowsを起動させる」ところから弥生会計との向き合いが始まりました。
Microsoft Remote Desktopを使用する
弊社エンジニアは「リモデ」と略していました。
Mac上でWindowsを開くことが可能になります。
どこからでもどの端末からでも開くことができます。
これで文字通りMacでも弥生会計と向き合うことができるようになりました。
正直弥生会計よりもMFクラウド会計を使っている
向き合うと言いつつ、弥生会計を使うのは会計士とのデータ共有時のみで、日々の経理業務は全て「マネーフォワードクラウド会計/経費(以下MF会計/経費)」で行なっています。
銀行口座やカード情報は全てMF会計と連携済みなので、決済が完了したらすぐに日付、摘要、金額などが反映されます。
反映された内容から勘定科目まで推測してくれる(これがかなり精度高め)ので、仕訳も楽チン!です。
毎日チェックしていれば月次処理の時期になって焦ることもなしです。
領収書はどうするの?
領収書の入力も自動です。
ScanSnap iX500 を使用
普段は名刺スキャナーとしても活用していますが、経費処理の際にも大活躍です。
大量の領収書を一瞬でスキャンしてくれます。気持ち良いですね。
スキャンされたデータは、ScanSnap CloudからMF経費にアップロードします。オペレーター入力で翌日には正確な内容で登録完了しています。
MF経費に登録された領収書データをMF会計に反映させたら、MF会計に全ての取引データが登録されたことになります。
MF会計データを弥生会計にぶっこみます
MF会計の「弥生会計へデータを移行する」から、期間を指定し、エクスポート。エクスポートが完了したらストレージにファイルが上がっているので、リモデからMF会計にログインして、エクスポートしたファイルをダウンロードします。
弥生会計を開き、MF会計でエクスポートしたファイルのインポートを開始します。
データ量が多くても、あっという間にインポートが完了!
まとめ
外部データ自動連携機能は弥生会計にもあるのですが、実際にどちらも使ってみた結果、使いやすさも仕訳の精度も断然MF会計の方が上でした。
以上が今のところの経理業務スタイルですが、エンジニアとさらなる自動化(経理以外の業務も)を目指して模索中です。
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